こんばんは、日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美です。 

 

 

今日は1月17日、阪神大震災から21年経ちました。   

 

当時私はまだ独身で、叔母の家に居候していました。 

 

大阪南部のマンションの6階に住んでいて、被害は食器棚の中のものが飛び出し壊れたり、軽い家具が倒れたり、家具の上に置いてあるものが落下したり、といった程度でたいした被害はありませんでした。 

 

「ドン!」という音(がなったのかどうかは不明ですが、私にはそう聞こえました)とともに、それまで体験したことのない突き上げられるような揺れ、すぐに付けたテレビでみた阪神高速道路の倒壊した様子や、火事で燃え盛る神戸市長田区付近の状況にただただショックを受け呆然としていたこと、そんなことは鮮明に覚えています。 

 

叔母と二人暮らしだったこともあり、とにかく恐怖と不安とでいっぱいになったことも、当時の記憶として今でも焼き付いています。   

 

 

あの日の前日、若い当時の私にとってはこの世の終わり、くらいに落ち込んでいたことがあったのですが、

 

人間いつ死ぬかはわからない、だったら些細なことで落ち込むなんて人生の無駄 もっと有意義な時間を過ごさないともったいない

 

と強く感じ、

この時を境に小さなことで落ち込んだりクヨクヨすることはやめようと決めました。 

 

また今、自分にできることをしていこう、そう考えました。   

 

 

そして実際にそれを実行することで、それ以前より私の人生はどんどん好転していったように思います。

 

夫と出会ったのもこの3ヶ月後。あの震災がなければひょっとしたら出会ってなかったかもと思うと、なんだか不思議な気持ちになります。   

 

 

 

あの日から21年、年齢的にはすっかり大人になりましたが、つい日々の忙しさに紛れて忘れがちになってしまうあの日感じたこと、考えたこと。 

 

 

21年経った今、忘れそうになっても思い出すよう、毎年あの日を振り返りたいと思います。