片づけ収納のプロを育成している
日本ライフオーガナイザー協会代表理事の
髙原真由美です。
昨日の「知っていますか?片づけ整理収納の仕事の誕生・経緯と現状」で、片づけ整理収納関連の資格を持っている人は増えているが、まだまだ一般の人が気軽に利用するサービスにはなっておらず、経済的に自立できている人はごく少数ということを書きました。
同業者や同じ資格を持っている人ばかりで集っていると、錯覚しがちですが、何度も言うように、一般的には全然認知されていない仕事である、ということを忘れてはいけません。
知ってます?
家事代行サービスですらその利用率はわずか7%なんですよ?
この数字は、2018年10月に3,871人を対象に実施された調査をもとにご紹介しているので、ほぼ最新情報です。
参考になる数字が紹介されていますので、詳しくはこちらの記事をお読みください。
それでも2014年の利用率約1%、過去に利用したことがある人も含めた利用経験率約3%というデータからすると、利用者は確実に増加していることがわかります。
(平成26年度女性の活躍推進のために家事支援サービスに関する調査 野村総合研究所 報告書より)
1980年代に誕生し、今や大手企業も多数参入している家事代行のサービスですら、こんなものなのです。
ちなみに家事代行サービスの市場規模は2017年当時で約900億円、将来的には6,000億円まで成長するといわれてはいるものの、今後のAIの進化により、そこまで成長するのかどうかはなんともいえませんね。
さて。
こちらは2016年3月に日本ライフオーガナイザー協会が行ったアンケート調査結果で、家事代行やハウスクリーニングのサービスとは別の仕事として、片づけ整理収納支援サービスの認知度と利用率を調査した結果です。(株式会社ネオマーケティング調べ)
片づけが苦手な男女20〜60代1,000人を対象にしたデータですがこれでみると、
利用率は0.2%!
そしてそもそもその存在を知らなかったという人が、
54%!半数超えています…。
どうですか?全然知られていないし、全然利用されていないのです。
まぁ、知らないものを利用できませんからね。
まだまだ、今から、これからの仕事であることを連呼している意味、おわかりいただけましたでしょうか?
情報発信の際やブランディング、マーケティングにおいて、ここがすでに成熟している業界(ファッション、料理、美容、教育系他)とは大きく違うところで、注意が必要です。
すでに成熟している業界では効果的な手法も、私たちの業界では逆効果になる、なんてこともありますからね。
小手先のテクニックより、まずは知ってもらい信頼してもらうための土台づくりのほうが何千倍も大事です。
来週は、知ってもらい信頼してもらうための土台づくりのために、具体的に何をすればいいのかをご紹介しようと思います。
思考の整理からはじめるコンサルティング型片づけ支援のプロになる
全3回 18時間 各回:10:00〜17:00 6時間(昼休憩別途1時間)
2020年1月18日(土)開講 2月15日(土)3月21日(土)
東京87期 会場:東京都中央区日本橋 JALO東京セミナールーム
【愛知県】
2020年1月22日(水)開講 2月19日(水)3月18日(水)
名古屋25期 会場:愛知県名古屋市中区 タック販売(株)ショールーム
【大阪府】
2020年1月18日(土)開講 2月26日(水)3月25日(水)
大阪54期 会場:大阪市中央区心斎橋 JALO大阪セミナールーム
【福岡県】
2020年2月15日(土)開講 3月14日(土)4月18日(土)
福岡22期 会場:福岡県福岡市 アクロス福岡
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日本ライフオーガナイザー協会会員向けのお知らせ
2019年12月1日(日)〜2020年1月31日(金)24時まで
特典付きの早期更新手続き期間は
2019年12月1日(日)〜12月25日(水)17:30まで
詳細・会員更新手続きはこちら
会場:東京
【前半】 2020年1月19日(日) 13:30~17:00/1月20日(月)10:00~17:00
【後半】 2020年2月16日(日) 13:30~17:00/2月17日(月)10:00~17:00
◆セルフメンタルオーガナイズ講座(通称:SELF)
会場:大阪
日時:2020年2月5日(水)6日(木)10:00~17:00
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