ライフオーガナイザー高原真由美です。

ここ数年、日本の片付け手法の王道といえば、

「捨てる」

ですよね。

去年からもこのブーム、きてますよね。(笑)


最短最速の片付け・整理法としては、まず「捨てる」から始めると、確かに効率的ひらめき電球です。


でも、この

「捨てる」ができれば困っていないプンプン

という方、1000万人くらいいませんはてなマーク
いや、もっとかな。(笑)


そう、「捨てる」からはじめるから、片付けや整理ってすすまなかったりするんですよね。


オーガナイズの手法は、

1:減らす
2:整理する
3:維持する


3ステップで、

1の「減らす」の中に、

1:選別する
2:分類する
3:手放す


という行為があり、3の手放すの先の選択肢として、

「捨てる」が存在します。


オーガナイズは、「モノを捨てる」という管理的手法(=左脳が判断)も重要だとは考えますが、それよりももっと「モノをあきらめる」という感情的手法を重要視(=右脳が判断)します。



先日、このブログの読者になってくださった方から、

「捨てる」からはじめない、というテーマに、眼が釘付けになってしまいました!
最近は「捨てる」ことが美徳のような風潮で、捨てることが苦手な私にはなんとも居心地の悪い状況だったのですが、高原さまの記事に一筋の光を見た思いです(苦笑)


というメッセージをいただきました。
M様非常に嬉しいメッセージ、ありがとうございましたドキドキ



「捨てる」という行為は、管理的な手法で、ある一定の基準(日本の場合は、使用頻度が優先されますね)をもとに、イレギュラーなく処理していく作業です。これは左脳が得意な行為です。

「捨てる」の前に、感情的にそのモノ自体をあきらめることができない限り、捨てることができない、という方も実際は非常に多く、オーガナイザーにお仕事を依頼してくださるお客様というのは、だいたいこのタイプの方が多いです。だから乱暴に言うと右脳タイプの方が多いというか…。


現代はモノも情報も飽和し、個々の価値観は多様化しています。

他人や世間の基準(例えば、使うor使わないとか)ではなく、自分自身のモノを手放す基準(=価値観)を見いだしオーガナイズしていくほうが、無理なく快適な暮らしに近づけるはずです。


私たちライフオーガナイザーは、そのお手伝いをすることがミッションになるわけですねグッド!


あっ!もちろん「捨てる」から始めて、うまくすすむ人は、それでいいんですよー合格
また利き脳(手と同じで脳も“利き脳”というのが存在するんですひらめき電球)については、別途書かせていただきますね。