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焼き肉屋とDELLの共通点

っちゃ美味い焼き肉屋へ行きました。

篠崎にある名店。
ブログなんかでも、かなり有名なお店。

これがほんとの焼き肉だ!
もう他で焼き肉くえない!

と、感動の嵐でした。

そこの店のいいところは、大きくわけて三つ。

1.肉が、めちゃくちゃ美味い。
2.品質に対して、価格が安い。
3.店の主人がいいひと。

1については、もういうことなし。
ロースを生で食べることができます。
てか、生のほうがうまい!これはもう、焼き肉ではない。ただの肉だ!

そして、2の価格。
これは、払う値段に対する品質が、すばらしい。
こんなうまい肉が、この値段かよ!というかんじです。
要は、ROIが高いということですね。

そして、3の主人。
よく人気店なんかで、混んでる店とかいったりすると、
ムスーとしたおやじがいて、無愛想で、
客に食わしてやってるんだ感を、これでもかと醸し出す人いますね。
それがない。
っていうか、ここの主人、ものすごい話しかけてきます。
この肉がうまいとか、こうやって食べるのがいいとか、
でも、それがフレンドリーで、おしつけがましくない。
きちんとお客さんの空気を読んでいる。
接客に対する、他の店員への厳しさも垣間見える。

もう、言うことなしでした。100点。
また行きたい・・・。


いう中、その主人が、
「うちは、できるだけ安い値段で、最高の肉を提供してる。
 そして、基本はすべて生でも食べれるものを出してるよ。
 冷蔵庫には入れないんだ」 ということを言ってました。

関心しながら、帰り道にふと思ったことがありました。

逆に考えると、冷蔵庫に入れた肉は出さない。(品質が落ちるから)
イコール、その日に出る量をきちんと把握して、
仕入れているということ。

でも、これは、人気店で、
客が耐えないからこそできることです。

常に客が来ることが分かっているから、
そこに対して、売れるだけの商品を用意すればいい。ロスがない。

つまり。

お客さんにイイ肉を提供したい。

それには、その日仕入れたものしか出さない。
しかし、売れ残りというロスは発生する。

品質により、客は満足し、リピーターや口コミ客が増える。

常に客が来るようになる。
売れ残りはなくなる。
そして、品質も保たれる。

妥協せず、品質を重要視しつづけたからこそ、
客が通いつづける、売れる量が分かる店ができあがったのです。
すばらしい。

れは、メーカーや外食業界での常識とは正反対。

大量仕入れによる大量生産で価格を下げる「見込み生産方式」とは違い、
在庫を持たず、注文を受けてから製品を作るという、
BTO(Build to Order)いわゆる、「デルモデル」に似てます。

本当に欲しいパソコンを提供するには?という、
顧客ニーズを起点にして、ビジネススキームを開発した結果、
売れ残りリスクを回避しつつ、顧客のニーズも満たすという
「デルモデル」が出来上がったのでしょう。

この焼き肉屋も同じです。
本当に美味しい肉を提供したい。
というところが起点となり、
結果、売れ残りリスクを回避できる店になっていった。


うーむ、意外なところで、共通点があったなぁ・・・。
と、満腹納得しながら帰った夜でした。

「今夜の教訓」
顧客の満足という視点を追求すれば、
長期的に愛される商品・サービスを送り出すことができる。

やはり、お客さんに喜んでもらうことは、
多少のリスクを負ってでも、追求すべし。

肉もパソコンも同じ。

TSUBAKIのコミュニケーション

ミュニケーション戦略は、
マーケティングの中でも重要要素であると考える。

生活者と商品が出会うためのコミュニケーションを創出することは、
実際の購買行動に直結していく。

そのコミュニケーションも、
広告やWeb、キャンペーン、サンプリング、イベントなどなど、
多種多様にある。

特にWebのメディアとしての成長率は著しい。
今後も、広告>Webという関係を逆転することもありえる。

そんな様々なコミュニケーションも、
使い方によっては、散々な結果になってしまう。
商品特性や伝えたいメッセージを踏まえて考えていかなくてはならない。

最近読んだ記事に、TSUBAKIの広告宣伝費は、50億円を投下しており、
伝えたいメッセージごとに、プロモーションを変えていきながら、
それぞれがうまく連動しているという方法をとったと書いてあった。

たしかに、タテ割り的に行っていくのではなく、
それぞれの特徴を行かしたヨコ割的な実施が
最大効果を出すのだと思う。

SUBAKIの曼荼羅コミュニケーションという
伝えたいメッセージごとに、施策を変えていく考え方は、
これからのメディア多様化に合っている。

マスコミ-Web-フィールド
(認知) (調査) (実感)

という、全ての分野を網羅することが、
今後のマーケティング戦略上では、
必要不可欠だと考える。


失敗訓

敗こそ、成功の元とは良く言ったもの。

私の会社は、BtoBtoCのマーケティングサービスを提供している。

そういう企業、いわゆるエージェンシーやアウトソーサーなどは、
顧客に対して、成果を見せ続けていかなくてはならない。

提供したサービスで、これだけの効果・成果がありました!

というような報告をし続けなければ、
サービスを利用してもらえなくなってしまう。

だからこそ、どこかで、「いいこと」ばかりを報告する風土になってきてしまう。

たしかに、いい報告は喜ばれる。その時は。
しかし!本当にそれでいいのだろうか?
本当に成功だけなのだろうか?
いや、失敗だってあるはずだ。

いい報告だけで、顧客の目を欺き、
目の前の利益だけに注視しつづける中で、
自社の目的が、「良いサービスを提供する」ことから、
「長くサービスを提供すること」にシフトしてしまう。

これでは、本末転倒だ。

ービス業の本質とは、
本当に顧客の立場に立って考えることであり、
失敗したことも、顧客の立場になって考えれてみれば、
きちんと正しく伝えていくことが必要。

たとえ、それで、クレームになったとしても、
その姿勢自体が評価され、
結果的に、長期的に高品質なサービス提供をできるのではないか?

目先のことに捉われて、少々の利益を得るのではなく、
本当に顧客の目線で考えて、真摯にサービスを提供することが、
結果、長期的な利益を生み出す。

物事は全て、長い目で見ることが重要だと思う。
経営者は特に。


「今日の教訓」
慌てる乞食は貰いが少ない