そういえば、一昨年だったか、
親から「こんなのあるよ」と
新聞記事の切り抜きを渡されたのが、
初めて知ったきっかけ。
その日から、
行ってみたい行ってみたいと思いながら、
そのうちそのうちと、行かずじまいだった
神宮球場でのnight yoga

そのうちそのうち、としていたのが
ホント勿体なかったなあと心の底から思えたほど
極上の心地好さが、そこにはあった。

18時30分を過ぎてもまだ、
じんわり涌き出る汗が背中を伝うほどの
暑さが残る中、入場待ちの長蛇の列に加わる。
こんなに暑い中でやるのかー、ぐへえ、
というちょっとした懸念邪念は、
スタジアムに入った瞬間、吹き飛んだ。

なんなんだ、この気持ち良さは。

さっきまでの茹だるような暑さはどこへやら。
芝生の上を流れる涼しい風。
見上げるとまあるくすこーんと高く抜けた空。
これだけでもう、最高。

空が暗くなるとともに芝生を埋め尽くしていく
参加者が醸し出すワクワク感と、
それとは相反する穏やかな雰囲気で、
スタジアムが満たされてゆく。
総勢2000人ほどが参加したとのこと、すごい。

ヨガそのものは、と言えば、これまた良かった。
先生は女優さんでもある、松本 莉緒さん。
優しい声色と口調で紡ぎ出される
インストラクション。
間の取り方もちょうど良い感じで、
先生の姿は遠くても、
あまり迷うことなく集中できた。
とはいえ、アーサナーの名称を
もう少し覚えていたら、
こういうときよりスムーズに動けるんだろう。

なんだか体の動きも呼吸の深さも
自分なりに調子が良い。
調子がイマイチでもそれを受け入れるのがヨガ、
っていうけどね、
調子が良いとそれはやっぱり当然というか
気持ち良さがアップするってもんだ。
調子の良さは広々と解放された環境だったのも
理由の一つかもな。

最後はシンギングボウルの音色とともに、
シャバアサナ。
屍のポーズというちょっと怖いような名前のとおり、
仰向けになり目を閉じ、ただただ、そこにいる時間。
最初、目を閉じずに夜空を見つめる。
闇夜になりきれない都会の夜空。
ぽつりぽつり、星が見える。
なぜなんだか、初めてヨガを経験したときの、
初めてのシャバアサナを思い出した。

クリスタルボウルの演奏でヨガしたことはあったけど、
シンギングボウルは初めて。
演者さんに伺ったところ、セブンメタルといって
7種類のメタルで作らているんだとか。
満月や新月の日に作られているボウルだと
これまた音色が違うんだとか。
また、クリスタルボウルは頭だけ、
シンギングボウルは身体全体、
骨まで、その波動が行き届くらしい。
スピリチュアル方面はよくわからんが、
とりあえずなんか良いものなら、
とりあえずなんか効き目あればいいなあ、
などと思う、ヨガやったあとだというのに
捨てきれない隠しきれない、ああこの貪欲さ。

最後は記念撮影タイム。
莉緒さん、顔ちっちゃ!
小さなお顔に大きな瞳、細くしなやかな体、
その比率はまさに少女マンガで描かれる
女の子そのもの。
さすが亜弓さん(ガラスの仮面)。
同じ人間ではない感、半端なかったわー。
握手もしていただいちゃった。ミーハー万歳。

平日開催がほとんどだけど、また行こう。
職場にクルクルまるめたマットを持参するの、
ちょっとヤだなあ。
折り畳めるマットが欲しくなる。
ああ、物欲。貪欲。人間だもの(笑)

 

【追記】
シンギングボウルの演奏家さんのFacebookに、
「心身の奥深くの体液に
 (シンギングボウルの)波動が届くことで、
 ストレスを解消し、
 忘れかけていた記憶をも呼び覚ます」

とあった。
なぜなんだか、
初めてのシャバアサナを思い出したのは
なぜなんだか、ではなく、
シンギングボウルの波動によるものだったのかも。
あの極上の心地好さは
波動の効果でアップしたものかも。
だとしたら、シンギングボウル、すごいぞ。