こんにちは、かぞえです。今日も数えていきましょう。

スーパーのレジで並ぶたびに、思うことがあります。

「……隣の列のほうが、速くない?」

これ、私の被害妄想なのか。それとも宇宙の真理なのか。
白黒つけるため、この1ヶ月、レジに並ぶたびに記録を取りました。
ルールは簡単。「自分の列」と「隣の列」、どっちが先に進んだかを数えるだけ。

計測結果(全17回)

10勝7敗

※「勝ち」=隣の列のほうが速かった回数です

隣の列の勝率、59%。

……あれ?思ったより差がない?
体感では「9割隣が速い」と思っていたのに、実測は59%。
ここに、この問題の本当の答えが隠れていました。


隣の列は、速いのではない。
隣の列が速かった記憶だけが、心に永久保存されるのだ。

考えてみてください。

自分の列がスイスイ進んだ日のこと、覚えてますか?
覚えてないですよね。順調な日の記憶は、保存されないんです。

でも、隣に並んだ人が先に会計を終えて、こっちはまだ2人待ち——
あの敗北感は、脳の永久保存フォルダに刻まれる。
つまりこれはレジの問題ではなく、記憶の編集方針の問題だったんです。


とはいえ、7敗ではなく10敗している事実も残っています。
「なぜ私の列は負けやすいのか」。17回の観察で、敗因も特定しました。

私の列が遅かった主な敗因(実録)

・前の人が小銭を1円単位で出し始めた:3回
・値札のない商品が現れ、店員さんが確認に走った:2回
・前の人とレジの人が知り合いで、近況報告が始まった:1回
・レジのロール紙交換タイム:1回
・原因不明(ただ遅かった):3回

おわかりでしょうか。
敗因のほとんどは、列を選ぶ時点では観測不可能なんです。

前の人の財布に小銭が何枚入っているか、外からは見えない。
つまりレジ選びは実力ではなく、ほぼ完全な運。
私たちは毎日、小さな宝くじを引かされているんです。カゴを持って。


なので、私は今日から方針を変えました。

列を選んだら、もう隣を見ない。
見なければ、負けは存在しない。観測しなければ勝敗は確定しない。
シュレディンガーのレジです。箱を開けなければ、私は永遠に負けていない。


皆さんの「隣の列」勝率、どれくらいだと思いますか?

今度レジに並んだら、1回だけこっそり記録してみてください。
「勝った」「負けた」だけでいいので、コメントで戦績報告をお待ちしています。
全国のレジ敗北データ、集めましょう。

本日の計測は以上です。
また明日、数えましょう。

かぞえ