本年2月5日、100歳の天寿を全うされた日本画家・堀文子さんのモットーです。
堀さんは「自由は、命懸けのこと」という言葉も残されました。
今の世の中で人が完全に自由であることがあり得るのか、どんな群れにも属さないで生きることができるのか。
正直私には分かりませんが、堀さんの生き方と言葉には孤高の強さと美しさを感じます。周りから認められ評価される者だけが選べる人生の歩みだと思います。
一人であることに耐えられず個人より大勢を優先することを受け入れ、安全で安泰であることに安住し、頼るつもりはないが甘えてしまう己の姿を教えてくれます。
「ひとりで生きる」とは自分の力だけで生きることではなく、自律と自立で生きること。そして社会に認めてもらえること。
「自分で自分を批判し、蹴り倒しながら生きる」。堀さんの厳しく気高い生き方を忘れないでいたい。
引用は『堀文子の言葉 ひとりで生きる』(株式会社求龍堂)より
