「努力は報われる、努力は裏切らない」。スポーツ界を中心によく聞かれる言葉です。私の記憶ではオリンピックのメダリストかその指導者が最初に発した言葉で、それ以後アスリートなどからよく聞かれるようになりました。

 「努力、頑張り、一所懸命、我慢」。 私も含めて日本人が好きな言葉ですが、現実の世の中、特にビジネスの世界ではそれだけで求める成果を得るのが難しい時代になりました。勤勉や真面目さを否定するのではありません。ただ、今の社会ではそれだけでは報われない、何かが足りないのではないかと思います。

 努力や頑張りはもちろん必要で尊いことですが、本当に大切なのは「正しい努力や正しい頑張り方」で、報われる努力の仕方や成果につながる頑張り方を探し出して成し遂げることだと思います。

 「自分は頑張っている、一所懸命やっている」。 このことだけに埋没してこれまでと同じやり方にとどまっていては新たなチャンスや成果を得ることはできません。

 「発明、発見、突然変異」。これらの種を探しだし、試行錯誤を重ねながら育てあげ、自分で機会を創りだして自らを変えること。会社の経営にも個人の人生においても大切なことではないでしょうか。現状維持は衰退への道です。