泳ぎ方が記された本をマスターしても、オリンピック選手の話を何時間聞いても、水の中に入り身体で泳ぎ方を覚えなければ実際、泳げるようにはなりません。


人生の学びも知識を覚えるテストとは違い、身体で覚える必要があると思います。

「知る」と「できる」の違いに気づかないと、何でも知ったらできる様な気持ちになり、うまくいきそうな知識や方法を追い求めてしまうことがあります。

知識だけが増えていくと、分かっているのにできないという苦しさが増していきます。


知識は二つの形で存在する。
ひとつは、本の中に、生命のない形で。
もうひとつは、人の意識の中に、生きている形で。

  後者こそがとにかく本質的なものである。
  前者は絶対必要であるように見えるがたいしたことはない。
  アインシュタイン(理論物理学者)


何を知るかではなく、何を身につけるのか?を見極めた上で学ぶことが大切になりますね。