不安や恐れは未来予測です。

不安や恐れを感じることを全て書き出すとわかるのですが、恐れや不安を感じることはまだ起きていないことばかりです。

恐れや不安に対処しようとしても、実際、起きていないので対処しきれません。

そして、気にかければ、かけるほど、ああなったらどうしよう、こうなったらどうしようと、思考は妄想の連鎖をつづけ、不安や恐れはさらに拡大していきます。

実在しない不安や恐れへの対応としては、真実を観ることが大切です。


人の話を聞いてすべて真に受けないのと同じように、頭の中にある不安と恐れから生み出された想像や声を真に受けないようにしましょう。

不安や恐れは命を守りたいだけです。

不安と恐れにはちゃんとした役目があります。

だから、不安も恐れも、あっていいのです。

そしてそれを真に受けず、流せるようになったとき、今このときを生きられるようになるのです。