最初の教室では、もうお一方始める方がいらして、仕事で言えば同期のような感じでしょうか。
九成宮醴泉銘から始まりました。
楷書です。
初めはお家では書かないでくださいという事で、
どうも変な書き癖が着いてしまうと困るので、
という事でした。
私はもっぱら紙にボールペンで文字を書いて、形がどう成り立っているかを確認していました。
困ったのは筆の持ち方を1週間握っていないと忘れてしまうことでした。
私は練習して書き癖云々というより、書かないで忘れてしまうという何とも情けないタチの様でした。
ほんと人様々ですね。
1ヶ月以上、この九成宮にどっぷり浸かることになるのですが、
初心者の私には、線を引くだけで一杯一杯だったような感じでした。
同期の方とは、意外にこれからお付き合いが始まっていくことに。
私としては、お友達を作りに行く気持ちは0%、とにかく書道を深めていきたい気持ち100%でしたが、
意外にこういう時って、気持ちの良い人と出会えるんですよね。
付かず離れずで、やっていけそうな感じがしております。
とここで初日、体験入学に続いてこの場でも
???な出来事が…
それは先生からでした。
教室に全員10数名いらっしゃる中で、筆者に対して
〇〇さん××に住んでるの?駅は××使っているの?
あーデパートがあるわよねー。
前はどちらに住んでいたの?
△△県?そこのどちらに住んでいたの?
矢継ぎ早に皆んなの前で聞かれることに…
まともに詳細まで答えず、笑顔を添えている私に、
何か気づいて先生どうか間違い探しして下さいと思いました。
うーん生まれて初めてです、こういう質問。
今までこういう質問をされたこともないし、したこともないな〜特に初対面の人に…
(遠くの空を見る感じ)
えーっと、最近では個人情報とか言いますよねー、という言葉が、心の中で出てきました。
世界はひろいなぁー、です。
こういう会話が普通な世界ってあったんだぁー
(再び遠くの空をみる感じ)
もうこの成り行きを書いていてまとめる言葉が出てこず、
本来なら書道の道を記す筈ですが、私の中ではTOPof TOPぐらいの出来事が次か次かとあって、
記さずにいられない心境で記しています。
もっと珍事件出てきますので、
次もご覧くださいませ。