介護の始まりのサインは、日々の暮らしの中で、
- 家の中で手すりにつかまらないと転倒がこわい
- 調理中、鍋をこがすことが頻繁になった
- お風呂に入るのが面倒になった
などなど。こうなると、家族だけでなく介護のプロの手助けが必要です。
公的な手助けを受けるためには、まず介護保険の申請が必要です。
しかし介護初心者は、何から始めればよいかわかりません。まずは、介護を受ける本人が住む地域の「地域包括支援センター」を訪ねましょう。

- 地域包括支援センターの場所をインターネットなどで確認しておきましょう。「自治体名称」は介護を受ける人の居住地で検索します。
地域によって「高齢者なんでも相談センター」「あんしんセンター」など独自の名前がついていることも多いので、自治体のホームページで調べたり、市区町村の役所に問い合わせたりしましょう。
地域包括支援センターは「高齢者のよろず相談所」
地域包括支援センターは、その地域に住む高齢者の生活の中での困り事や心配事など、さまざまな相談に総合的に対応してくれる「高齢者のよろず相談所」です。
主任ケアマネジャーや保健師、社会福祉士などがいて、それぞれの専門性を生かして、連携しながら業務にあたります。
業務内容は下記ですが、介護保険の申請や介護保険サービスの内容(ホームヘルパー、デイサービス、ショートステイなど)、施設についても教えてくれます。

- 高齢者の医療・福祉に関する 総合的な相談
- 介護予防ケアプランの作成、 介護予防ケアマネジメント (自立した生活ができるよう支援)
- 成年後見制度や虐待防止などの 権利擁護業務
- 高齢者を介護する家族の支援
「まだまだ介護は先のこと」と思っていても、加齢による体の不具合や急病、事故などによって、突然介護が必要になることがあります。いざというときのためにも、居住地の地域包括支援センターの存在を知っておくといいでしょう。
介護の始まりチェックリスト

- ひざや股関節、腰が痛く一人で外出できない。家の中で手すりにつかまらないと転倒がこわい
- 食欲がない、何を食べてもおいしくない。空腹を感じない
- 衣類のボタンをはめられない。着替えや身だしなみに気を使うのが面倒だ
- 身体がだるくてお風呂に入りたくない。面倒だ
- トイレに間に合わなくなり、尿や便を漏らしたりすることがあり、外出するのが怖い
- 料理の味付けの目分量が違ってきた。また、鍋をこがすことが頻繁になってきた
- 家のゴミを出す日を忘れてゴミがたまってきた
- 片付けた場所を忘れて、いつも探し物をしている
- テレビの好きな番組や好きな音楽、趣味に興味がなくなった
高齢者自身では、自覚できないことも多いので家族や周りの人が確認することも大切です。