入院の時「～自分のほんとうにしたい事探し～」をする
ツールの１つとして持って行ってたのが
「フランクリン・プランナー
」のレフィルのひとつ。
「ミッション・ステートメント・ウィザード」。
これに書かれている、いくつかの質問に答えていくことで、
「自分の価値観や使命」が見えるというものだ。
質問の中の１つには、
「余命１年であなたのしたいこと」がある。
映画「死ぬまでにしたい１０のこと」の内容も例にあげられていた。
（死ぬまでにしたいことリストを作り実践していく物語）
この質問の答えからは、
「今すぐにでも実行できるはずなのに行動に移していない大切なこと」
が見えてくるらしい。
手術を終えた４日後、「余命１年でしたいこと」を、ふと書いてみたのだった。
・旦那と一緒に何かをする時間を毎日必ず持つ
・愛犬と向き合う時間を毎日必ず持つ
・１日でも多く笑って過ごす
・美味しいものをいっぱい食べる
・会いたいと思ってた友人に会いに行く
・みんなに感謝の手紙を書く
などなど・・・
書き出してみると、単純なことばかりだった。
自分が大切にしていること。
そして実行できるはずなのに行動していなかったこと。。。
以前だったら、
持ってるお金を使いまくる！とか、
洋服買いまくる！旅行行きまくるー！とか。
そう答えてただろうな。。。
食べられる事が幸せ。
歩ける事が幸せ。
そんなことを感じられたこの時。
癌になって見える
あたりまえにある何気ない日常の幸せや、人の温かさ、時間の大切さ。
そう感じられたことに感謝をしたい。
だけど、この時そう思えていても、
仕事や日常生活に戻ると現状に慣れ、
たくさんの欲も出てきたり、
この時感じた純粋な気持ちを
忘れてしまったりするものだ。
忘れないように
こうして書き留めておきたいと思う。
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