淡色季節
にわか雨降り
春風は胸をすり抜けてゆく
桜 が散った
春は終わった
写真の中君は微笑むけれど…
時代の波に引き裂かれ
焦がれる胸を押さえきれず
『愛しています。誰よりも。』
想いの丈を君に伝えた
君の頬が桃色に染まる
護りたいと初めて思った
今が続けば何も要らない
そんな願いは…
もしも願いが
叶うのならば
もう少し君の隣にいたい
君が代わりに
渡してくれた
写真を胸に僕は風になるよ…
優しい嘘で君は微笑んだ
不意に流れる涙が痛い
どうかこれだけは聞いて欲しい
僕は忘れて…
淡色季節
にわか雨降り
春風は胸をすり抜けてゆく
桜が散った
春は終わった
写真の中君は微笑むけれど…
僕はもう…