V字回復の原点!【走れるほど元気になったんじゃなくて、走ったから元気になった】

『Messenger』創刊17周年を迎え、今回は創刊後のエピソードを。

 

2005年1月に創刊した『Messenger』創刊号と、

 

 

2006年1月に発刊した『Messenger』7号、

 

 

両方、お笑い芸人のゴルゴ松本さんの命ポーズをしています。

しかし、この間、1年で、かなり変わりました。

同じ命ポーズだけど、カラーになった。

足の上がりが違う!

笑顔になった!

2005年1月に創刊してから1年の間に何があったのか?

そうです。

2005年12月、1999年の治療のときに夢描いていたホノルルマラソンに参加したのです
 

きっかけは1人の女性。

『Messenger』創刊号に「夢はホノルルマラソン」なんて書いたものだから、出会う人から「ホノルルマラソンいつ出るの?」とよく言われるようになりました。

 

答えは決まって、

 

「いつか行きます。まだ病み上がりで」

 

でも、Nさんだけは違いました。

 

「はぁぁぁぁぁ?いつかは? そんなこと言ってたら、その『いつか』なんて永遠にやってこないわよ! 元気になったら・・・なんて言ってたら、そのときはいつくるの? 今年走ると決めちゃいなさい! 元気になると決めちゃいなさい!

 

「いや~、でも~病み上がりで

 

「でもじゃないの! そうやってね、できない理由ばかり言っていたら何も変わらないの。『病み上がり』って言葉が病み上がりを作るの!あなたは永遠に病み上がりの現状維持!

 

「じゃあ杉浦くん、とりあえず、エントリーしちゃいましょう!」

 

というわけで、ほぼ強制的にホノルルマラソンの参加申込書にサインをさせられたのでした(笑)。もちろんNさんも参加。

覚悟を決め、腹を括りました。

 

もしかしてこれは何かが変わるきっかけになるかもしれないと思いました。

 

「ホノルルに行かなくても、それなりに楽しい日々が待っているでしょう。そして多分、この慢性的な倦怠感や疲れやすさも変わらない・・・。でも、もしホノルルに行ったら、ゴールの先に、より元気に躍動する自分がいるかもしれない」

 

原点に帰り、病床で描いた夢、ホノルルマラソン完走という夢を、もう一度、心に強く描いてみました。

 

走ることを決意したときものの、全く元気ではありませんでした。

 

言わば見切り発車も同然・・・。

ホノルル本番3ヶ月前、
たった1㎞走っただけで心臓が痛くなり、その場に倒れ込んでしまいました。

 

それでもここで諦めるわけにはいかない。

 

「ゴールの先には元気になった自分が待っていてくれる!」

 

そう信じ、1日100mずつ距離を伸ばしていきました。

 

体が少しずつ軽くなってきました。

当たり前のことですが、体は常に変化していきます。

その環境さえ整えてやれば、

細胞も、本来の細胞に戻ろうとするのではないでしょうか。

 

いつも邪魔するのは頭の中の「できない」という思考で、「体」はいつでも元に戻ろうとしているのではないか。

 

夢に向ってワクワクすること、
心が楽しいと感じることで、
人間の本来持っている「治す力(戻す力)」が
発揮されやすい環境が作られているのかもしれない。

 

少しずつ大きくなってきた(戻ってきた)ふくらはぎの筋肉を見ながら、そんなことを思ったのでした。

 

そして、ジョギングを再開してから
1ヶ月後の10月には3㎞、
11月には5㎞、

本番直前の12月に入ると、
10㎞以上走れるようになっていました。

 

ホノルルマラソン本番。一歩も歩くことなく5時間28分で完走。

 


 
日本に帰ってくると、口々に言われました。

 

「杉浦さん、本当に元気になったね~! 顔色がホノルルに行く前とじゃ全然違うよ!全く別人じゃわ。こらすごい。何をしたと? なんでそんげ走れるほど元気になったと?」(宮崎にて)

 

ぼくはこう答えていました。

「いや~、走れるほど元気になったんじゃなくて、走ったから元気になったんですよ」

からの『Messenger』7号の表紙でした!

 

2010年からはがん患者さんで行く「がんサバイバーホノルルマラソン」を企画しています。こちらに詳細があります。

詳細⇒https://lit.link/takayuki529



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2月17日(木)第2期オンライン・スペシャルビンビン養生セミナー4回講座の3日目!

刀根健氏(TA⦅交流分析⦆マスターコンサルタント・肺ステージ4がん生還者)

 19時~21時 セミナー70分 質疑応答・交流会 50分

 

「ステージ4Bからの生還とメンタルの関係」

 

刀根さんは5年前、肺がん(ステージ4)発覚、全身転移で、一時は「いつ呼吸が止まってもおかしくない」という状況でした。

 

できることはすべてやり尽くし、到達した境地は諦めとも違う、
「委ねる(サレンダー)」だったそうです。

 

その後、遺伝子が適合した分子標的薬も劇的に効いて、20日間で目に見えるがんは消失。

 

「何が良かったのか?」

 

生命力を引き出し、治療効果を高めた「心のケア」とは?
V字回復のきっかけとなった「心の変革」とは?
直観、本当の自分の声を聴くためには?

1月19日から始まる、第2期オンライン・スペシャルビンビン養生セミナー4回講座

お申込み&詳細⇒

 

 

 

【時間が合わなくても動画アドレスから後日観ることもできます】

【カメラオフ、マイクオフの参加も可能です。自由な姿勢でご参加いただけます】

「心の養生編ー専門家に学ぶ、治癒力を高める心のケア」

《心の養生編》 
2022年1月19日(水)録画、2月3日(木)録画、17日(木)、3月2日(水)  19時~21時

 

【講師】
1、久田邦博氏(セルフイメージコーチ・薬剤師・白血病治療20年継続中)
2、玉田まゆ子氏(サイモントン療法認定カウンセラー)『Messenger』53号登場
3、刀根健氏(TA交流分析マスターコンサルタント・肺ステージ4がん生還者) 
4、小澤康敏氏(『ガンの辞典』編集長 ガン患者会『NPO法人いずみの会』理事)

 

☆参加費☆
個別参加 1回 一般 3,300円 『Messenger』定期購読 3,000円
(講座を個別に選んで参加)

4回フル参加 一般 11,000円 『Messenger』定期購読者 10,000円
(終了したセミナーは録画をお送りします)

 

※『Messenger』定期購読のお申込みはこちら⇒
https://www.taka-messenger.com/category/messenger

 

☆お申込み☆ (カード、銀行振込、コンビニ払、PayPal可)

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⭐️4回フルコース参加特典!⭐️

終了したセミナーは録画をお送りします。

1、杉浦貴之オンライン個人相談30分(希望者)

 

2、第1期(2020年)ビンビン養生セミナー動画2つ
(こちらからお選びください→https://www.taka-messenger.com/diary/rokuuga.html

 

3、「治る力はあなたの中にある」杉浦貴之ビンビンセミナー動画

 

4、3月10日のZOOM打ち上げお茶会に参加できます。
講師の方も参加されます(久田邦博氏、小澤康敏氏、玉田まゆ子氏が参加)。スタッフのひでねぇこと櫻井英代氏、涌井郁子氏も参加(セミナーも参加されます)。

 

※すでの上記の動画をお持ちの方はご相談ください。他の動画もご用意できます。

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《体の養生編》第2期オンライン・スペシャルビンビン養生セミナー4回講座・3月31日~5月12日

 

 

 

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【病院、病室にオンラインライブを届けたい!音楽で希望を、生きる力を!】3月11日(金)「いのち応援ライブ Vol.3」を開催!

 

 

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杉浦貴之・オンライン個人相談「希望の架け橋」

詳細⇒https://www.taka-messenger.com/diary/soudan.html

 

 

 

 

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振り返りのブログもあります。

 

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杉浦貴之・オンライン個人相談「希望の架け橋」

 

 

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『Messenger』最新号の58号

購読いただいている皆さん、応援してくださっている皆さん、ありがとうございます!

 

今号は支える人の特集です。

 

支えられる人も、支える人も、どちらもサバイバー。 入れ替わりながら支え合っている。

 

生きる力を引き出す寄り添い方とは?言葉の掛け方とは?

 

支える人、支えられる人、 その想いが良いループに入ったとき、生きる力が育まれると思います。 輝いて生きるためのいろんなヒントが散りばめられています。ぜひ読んでみてください。

 

テーマは「あなたを信じているから ~がん患者を支える人の特集~」

 

支えている方だけでなく、当事者の方も希望の持てる内容になっています。

 

☆登場人物☆
「ありのままのあなたにありがとう ~腎臓がんの夫を支えて~」萩原悦子さん。

 

「支える人だって楽しんでいい ~夫は白血病、私は妊婦で~」中村映自さん&中村浩美さん。

 

「全部ひっくるめて、大丈夫 ~小児がんの息子を支えて~」安東由紀さん。

 

「チャレンジャー~障害者でがんサバイバーの夫を支えて~」森本広子さん。

 

「人生を幸せに生き切るために~医師であり、がん患者として~」小林正学さん。

 

1冊からでもご注文いただけます。

 

定期購読は6回分3000円で、さまざまなイベントを割引で参加することができます。

 

プレゼントにもぜひ。

 

 

お申し込み⇒https://takamessenge.thebase.in/

 

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『Messenger』個別注文は⇒http://www.taka-messenger.com/orderform

 

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マガジン『Messenger』について、カード決済、コンビニ、PayPal、Pay-easy、ドコモ払いなどでお支払できるようになりました。

 

『Messenger』は命と向き合っている方、がん経験された方、医師などの医療関係者を取材し、その想いを載せています。

 

中古品『Messenger』を6冊セット1,000円(税込・送料込)で販売しています。

 

店頭で販売されていて返品されたものなど、傷みの少ないものをオススメ号としてランダムで選んで送ります。

 

また、新品のバックナンバーセット、定期購読、3枚のアルバムなどもこちらからGETできます。

 

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一般参加可能なイベントの予定です! 

 

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