去年の年末の出張で買ってきた本(確か)なのですが、やっと読むことができました。
 
春から夏にかけて忙しくて。
 
東野圭吾さんと並んで最近よく読む薬丸岳さん。夏目刑事シリーズの最初の本「刑事のまなざし」が良かったので、こちらの続編二冊も買ってみました。
 
「その鏡は嘘をつく」-帯に「泣かずにはいられない。」とありますが、泣けなかった。志藤検事と夏目刑事の二人が話をそれぞれ引っ張っていくので、ちょっとややこしかった。仕事で疲れた脳を癒すために読書をする私には、ちょっと内容が重かったため、感情移入できなかったのがその理由。
 
「刑事の約束」-こちらは短編集。短編だから、気軽に読めて、一話を毎晩ひとつづつ読み終えることができて、読みやすかったから、こちらのほうが良かったです。短編といえども、それぞれのお話が事件を通して日本が抱える社会問題に光をあてていて。
 
今月の日本出張では、なんの本を買ってこようかな?