彦根観光ドライブです・・・
先日の土曜、にわかに前日思いつき彦根に観光ドライブ。
名古屋から約1時間半もあれば行けるのがいいですね。
私は日頃からテレビの旅番組などで紹介される名所や食べ物などの中で、特に気に入ったものは必ずネットで検索し直し、そのURLをDropboxに保存しているのですが、今では全国の県別から市町村まで合わせると、この先私が生きているうちにはとても巡りきれない数になります。
でもそれなりにメリットはあり、今回のように彦根市のフォルダにあるURLを開けば、とりあえず目的の候補がいくつかすぐに見つかるわけです。
その中からとりあえず私が今回候補にしたのは・・・
神社仏閣( 長寿院、龍譚寺 )
ラーメン( 本気 、にっこう、ミツワ食堂 )
彦根城
京橋キャッスルロード( あゆの店きむら)
あのベンチ
まあ当日の状況で柔軟に対応を考えます。
前日資料を作り、GoogleMapで地点登録してみたらこんな感じ。
名神高速の米原を過ぎて次の彦根ICを降りれば彦根城はすぐそこ。
少し遅めに家を出発したので彦根ICを出たのが11時過ぎ頃だったか。
ちょうどお昼にかかるので彦根城近くは混雑するかと思い、まずは「ラーメンにっこう」さんを目指すことに。
ICを出てから左折し国道8号線を進むのですが、さすがに好天のお昼時だけあって道路はかなり渋滞気味。
しかし彦根はラーメン激戦区ですね。
彦根ICを出て「ラーメンにっこう」に行くまでに見かけたラーメン店は・・・
「ちゃんぽん亭本店」「オカモトタンメン」「丸源ラーメン」「天下一品」「ラーメン豚人」「らーめんチキン野郎」「バリバリジョニー」「らーめん六本木本家」「麺や江陽軒」
何と9軒もありました。
さて今回お目当ての「ラーメンにっこう」は「麺や江陽軒」の交差点対面にあり、建物も畑の中の喫茶店のような雰囲気。
店舗横のPは広いのですが、さすがに人気店だけあって結構車が駐まってるし、バイクライダー達も目立ちます。
既に外には待ち客が数名。
こちらは、まず店内入口のiPadからセルフで受付し、待ち番号が出るので呼ばれるまで外待ちし、スタッフに呼ばれたら店内の券売機でチケットを購入。その後さらに呼ばれるまで中待席で待つシステム。
店内はかなり広く、厨房を見渡せるくの字カウンター6席とテーブル席2つ、その他に座敷席も2つあるので、小さな子供連れのファミリーでも気軽に来れますね。
こちらは鶏白湯が売りのようですが、今回はスープがあっさり目の「日香麺(醤油)」とトッピングにチャーシューを追加、それと「コリコリ鰹飯」を注文。
食べログ100名店に選ばれるだけあり、完成度はかなり高く、豚バラチャーシューに追加したチャーシューはまるでローストビーフみたいに美味しかった。
それと、ここのメンマはボリュームあって非常に美味しい!!
最近味わった中では一番かな。
さあ、そろそろ今日のメイン。
「彦根城」へ向かいましょう。
当初予定していた彦根城と「夢京橋キャッスルロード」に一番近い京橋口駐車場に駐めようとしましたがもう満車。
警備員に案内され、その先をお堀沿いに右に折れ、すぐ突き当たりをまた右折した右側にある広い敷地の彦根城駐車場に駐車。下は地面ですが、好天なのでOK。
駐車場の出口を出るとすぐ目の前が大手門橋の入口になります。
ここで入場券(玄宮園の入場券付き)を買ってお城へ。
なかなか敷地も広大でお城に向かう道もかなり距離があり勾配もあるので、かなり運動になります。
今日は外国人の観光客もまばらなので気を使うこともなくリラックス。
しかし、思ったより日差しも強く気温も高いので風がないと汗ばんできます。
ようやくお城全体が見えるところにきましたが、天守閣に登る人で長い行列ができていました。
結構待ってようやく場内へ入りましたが、木造の木組みがなかなか歴史を感じさせて素晴らしい。
今は耐震工事とかで内部は一部仮設足場が組まれていました。
天守に登る階段はそれこそ60度はあろうかと言うくらいかなり急な勾配で、手すりに掴まらないととても登れません。
それでも上に登れば吹き込む風がひんやりと涼しく、一気に汗が引いていく気持ちよさ。
窓から北東を望むとはるか向こうにはヤマトタケルが山の精に毒されたと言う伊吹山が見えました。
戻りは東側の表門橋から出て左に折れ、またお堀沿いを少し歩いたところにある旧大名庭園の玄宮園を散策。
このあとは、再びお堀沿いをぐるっと南下し、かなり歩いてようやく今日最初にやってきた京橋の交差点を左に折れれば、そこから夢京橋キャッスルロードが真っ直ぐのびています。
まず街道の左側を進み、キャッスルロードの端を折り返し、今度は右側を歩いて戻ってきましたが、いろんなお店が軒を連ねて建っていて、興味を惹かれるお店がたくさんあります。
とりあえず体の火照りを冷ますのにCafeで一服。
途中、近江牛の焼き串を売っていたので一本いただきましたが、お肉がジューシーで柔らかく、肉の脂が甘くて美味しかった。
少し行くと、陶器・ガラスのお店「うつわや」に寄って何かいいものはないかと物色。
ありました、そろそろ日本酒を常温で飲むのに欲しかった片口酒器でちょうど良いのが。※盃は自前のもの。
そう言えば後でわかったのですが、このキャッスルロードには酒店が1件しかないんです。実はこの「うつわや」の隣に酒店があったので日本酒でも買おうと思ったのですが、まあ重いから戻りに反対側で買えばいいと考えていたらそこしかなく、結局買いそびれたのが残念。
そう言えば今回は偶然ラッキーな出会いがありました。
と言うのは、通りをもう少し南に進んだところに「四番町スクエア」と言う通りが東に延びていて、そのすぐ先にはかなりな人だかりがあるんです。
すぐ左に彦根観光協会が入っている建物がありましたが、この辺りからもう人がいっぱい並んで何かを待っているんです。
これは何かあるな、と思って人だかりの後ろに並んで聞いてみたら、なんとあの彦根市のキャラクター「ひこにゃん」の今日4月13日が誕生日とのこと。
そこで、もうすぐ彦根観光協会の建物から挨拶しに出てくるって言うんです。
なるほどそういうことか。
と言うことで待つことしばし、出てきました「ひこにゃん」が・・。
しかしなんとも小柄で可愛らしい風貌。
それに仕草が優しくて、タレントの柳原可奈子ちゃんに似た感じで見ているだけでこちらも思わず笑顔になってしまうんです。
「四番町スクエア」のことが全然知らなかったので、帰ってから後で調べたら色々面白そうなお店がいっぱい。
ここには「中華そば さくら亭」や「らぁ麺フロマージュ」とかもあるようで、今度は是非行ってみたいと思います。
この後、キャッスルロードの突き当たり、本町一丁目交差点を折り返しての戻り道、お目当ての「あゆの店 きむら」を見つけて「小あゆ煮」と「あゆ南蛮漬け」をゲット。
再び京橋口まで戻り、またお堀沿いをぶらぶら歩きながらお城を左手に見て車を駐車した場所まで戻ります。
彦根城周りの観光マップは、滋賀大学のWEBにあったのがすごくわかりやすいです。
さて、今回の観光もいよいよ終盤。
夕方には家に戻ってゆっくりしたいので、そろそろ今日最後の目的地「あのベンチ」に向かいましょう。
「あのベンチ」って何って?
ここは、一度NHKの番組でも取り上げられていて知りましたが、琵琶湖に面した場所にただベンチが一個あるだけの場所なんですが、口コミで隠れた名所として人気の高いところなんです。
因みに、このベンチはすぐ近所のおじさんが手作りで設置したんだそうです。
場所もはっきりとはわかりづらいのですが、車のナビから「彦根市石寺町1331」と入力すれば、間違いなくたどり着けます。
夕方近くになって少し陽も傾いてきましたが、今日もベンチのある細長い敷地には車やバイクがかなり停まっていました。
まるで海のようにも見える広大な琵琶湖を望むベンチ。
右手の彼方向こうにはやはり伊吹山も見えます。
これがその「あのベンチ」
端っこに犬が写ってしまいましたが、これはこれでオリジナリティーがあってGoodと自画自賛。
ベンチの目の前彼方向こうには見塔寺のある多景島が微かにが望めます。
カミさんに撮ってもらった記念の一枚。
ベンチで黄昏れるおっちゃんの図。
帰りは米原ICから名神に乗って無事帰宅。
彦根観光には、以下の観光ガイドもいいかもね。
意外と近場で観光できることがわかったので、今度は金曜に休みを取り人混みを避けてゆっくり訪れることにしましょう・・・。
今日は一日運転で疲れたので、とりあえず「子あゆ煮」とチキンカツを肴にキンミヤで一杯!!!
この「子あゆ煮」、腹のほろ苦さも味わいがあり、やっぱり本格の美味しさですね・・・。