PCの句読点入力について・・・
私はパソコンで文章を書く際、当たり前のこととして常に「、」と「。」の組合せで書いています。
ところが、以前から気にはなっていたのですが、専門書とか論文のようなものは必ず「,」と「。」の組合せで執筆されているんです。
別段読むには何も支障はないので、違和感を感じながらもスルーしていました。
ただ、ネットから論文などを切り貼りして自分の資料など作成する時にはちょっと困ります。
「,」がそのまま貼り付けられてしまうので、そこだけ「、」に書き換えるのが非常に手前なわけです。
今日たまたま専門書を読んでいる時に、やはり気になったのでネットから調べてみました。
ありました、
JapanKnowledgeの第170回、神永曉氏の執筆記事に、以下のように書かれていました。
『それは、1951年10月30日付けで国語審議会から建議され、翌年内閣官房長官から各省庁事務次官あて依命通知された「公用文作成の要領(公用文改善の趣旨徹底について)」である。そこに「句読点は,横書きでは「,」および「。」を用いる。」と記載されている。つまり横書き公用文では上の(2)の「,」と「。」という組み合わせに統一しようとしたわけである。』
なるほど、そう言う訳だったのか。
だから横書きの公用文の文章はそうなっていたんですね。
そうかと言って、普段のパソコンの入力設定は「、」と「。」の組合せだから、句読点だけ「,」に切り替えて入力するのはかなりな面倒ですよね。
と言うわけで、一応職場で使っているWindowsPCでMicrosoft IMEの設定を開いてみたら、ありました、入力設定に句読点の組合せが。
と言うことは、大学などでレポートや論文を書く人たちは、最初からそれを初期設定にしているのでしょうね。
私の大学時代には当然パソコンなど無かったし、文章作成と言えばPC以前にワープロの時代でしたからね。
このさき私が論文など書くことはないので関係ないですが、帰ったらMACでもそう言う設定があるのか確認してみましょう。
P.S.
確かにありました、MACでもシステム設定からキーボードの設定を開き、入力ソースの編集から現在の「日本語-ローマ字入力」を開くとありました、表示の下の方に「句読点」の設定が。
一つ勉強になりました・・・