ワンルーム投資って本当にリスクがあるの？ ワンルーム投資を考えるその１

ワンルーム投資って本当にリスクがあるの？　ワンルーム投資を考えるその１
サラリーマン投資で人気の商品の一つにワンルーム投資があります。不動産業に関わる人たちはワンルーム投資は詐欺的商品だと思っています。実際に不動産会社に勤めている方でワンルーム投資をする方はほとんどいません。

では本当にワンルーム投資って本当にリスクがあるのでしょうか？イメージだけで考えているかもしれません。そこで、ワンルーム投資に関して冷静に分析してみることにします。

ワンルーム投資を進める人たちの考え
ワンルーム投資とは「節税商品」としての位置付けになっています。建物の減価償却費で赤字になる場合にワンルームからの不動産所得がマイナスになり、給与所得と損益通算することで所得税の節税することができます。

こういった「節税商品」としての特長を説明して上で、安定資産として不動産を保有する。加えて、１００％ローンを組んで自己資金ゼロで取得は可能だったりします。こんな話だと買いたくなるような商品になります。

でも、これだけメリットのある商品だと逆に裏があるのではないかと思われています。上手い話には穴があるという言葉もありますし。そこで、ワンルーム投資の本質を考える直してみましょう。

ワンルームは不動産投資
節税商品ではありますがワンルームという不動産に投資する商品になります。そこから考えると不動産投資として分析することが必要ということになります。不動産投資の基本とは、賃貸収入から必要経費を引いてその差額の利益の確保にあります。

ワンルーム投資は基本的にはワンルームというマンションに投資します。マンションであるということは管理を外部に委託するため不動産投資に関する経費をコントロールすることができません。このことからワンルーム投資の唯一の収益の鍵は、収入をコントロールすることにあります。

一般では賃料水準は相場があると言われています。しかし、不動産は個別性が強いので本当に相場というものがあると言い切れるでしょうか？同じマンションの中でも階層によって当然賃料が変わるのは当然のことです。そう実は賃料とは必ずしも相場があるとは言い切れません。

固定の条件と思われるワンルーム投資も実は努力で変えることができる部分が存在するのです。それが賃料ということになります。ではこの賃料を改善させる方法とはどんなものがあるのでしょうか？賃料の改善の方法に関して次回はお話しいたします。