フランスの裁判所は金曜日、別れ話を始めたパートナーを生きたまま焼殺した男に、30年の懲役判決を宣告。

 

 

ジョナタン・ボイエ(36歳)は2020年11月、4人の子どもを持つサンディ・クシュヴァルさん(33歳)に、車内でガソリンをかけて火をつけた疑いで起訴され、火曜日より裁判が開始。

 

クシュヴァルさんはリールの町の病院に収容されたものの、1週間後に死亡。現場のガレージでクシュヴァルさんは自ら、駆け付けた警察にボイエの犯行を証言していた次第。

 

一方、ブイエは当初、自分の犯行を否認し、クシュヴァルさんが起こした事故であると主張。しかし木曜日の裁判で遂に、「ガソリンをかけたのは自分である」と自供。

 

近所の住民は、「炎を上げて燃える車の中から、火だるまになった女性が出てきた」と証言。

 

サントメール(Saint-Omer)の地方刑事裁判所は、20年間は仮釈放を認めない、懲役30年の判決を下し、さらにアルコール中毒、および薬物中毒の治療を強要。

 

クシュヴァルさんには4人の子どもがあり、一番下の子どもは当時3歳半。ボイエとは数か月付き合っていたものの、別れたいという話を切り出したということ。

 

一方、ボイエは8歳の時に8歳年上の叔父よりレイプ、および性的暴行を受けており、11歳でアルコールと薬物の乱用を開始。これまでに家庭内暴力で4回の有罪判決を受けており、自らの暴力を自認。

 

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亡くなった女性、子供たちはもちろん、情状酌量の余地もない犯人でさえ・・・どこをとっても悲惨な話です。

 

 

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