フランスの税関は日曜日、パリ東駅で保護種を含む21匹の生きた爬虫類を、密輸しようとした男の通過を阻止。

 

 

男はドイツから、動物の入った靴下を荷物の中に隠し入れて、フランスに入国。税関は、絶滅危惧種のフィージーイグアナや、保護種のツノトカゲといった爬虫類に加え、申告のない多額の現金も発見。

 

保護された動物たちは専門のセンターに運ばれた一方、男はパリ警察に引き渡された次第。事件はフランスの生物多様性局にも報告され、犯罪が追跡される予定。

 

フランスの税関は2022年、合計52,506個体の標本を押収。うち397個体が生きた動物であり、爬虫類60個体、亀41個体、鳥類137個体、蛇10個体、シラスウナギ256個体という内訳。

 

フランスは保護種の密輸に対する罰則において、ワシントン条約の規定を採用。それによると、絶滅危惧種の密輸は3年の禁固刑と、密輸品価格の1~2倍の罰金が科せられる次第。

 

さらに組織的な暴力団が絡む犯行であれば、10年の禁固刑と密輸品価格の5倍の罰金が科せられることに。

 

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密輸、税関、というと空港をイメージしますが、陸続きですから鉄道で入ってくることもあるわけですね。

 

 

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