ブーシュ=デュ=ローヌ県(県庁所在地:マルセイユ)は、マルセイユ市にカモメ(gabians/européenne de goélands leucophée)の生息数を抑制する、対策施行を許可する条例を制定。

 

 

市内に雄と雌のカップルが、12,000組以上もいるといわれるマルセイユ。この鳥による弊害(ゴミをあさるなど)を阻止すべく、県はマルセイユ市に生息数の規制を許可。

 

巣作りや生殖を妨げるべく、ネットやケーブル、またはカモメ除け(装置)などを使用するほかに提案されているのは、卵の断種操作(opération de stérilisation des oeufs)。

 

3月から6月に渡り、孵化する前の卵を油に浸して、胚の発育を止めるという断種操作を、地域圏の鳥類保護連盟が説明するところ。

 

「親鳥は、この生存能力のない卵を孵化させようと温めるもののうまくいかず、場所が悪いとして別の地に移動する」という、鳥の習性を利用する次第。

 

また獣医による安楽死も計画されており、900羽のカモメが2024年から2026年までに、これらの対策の対象になる予定。

 

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結構、怖いですよね、カモメ。ゴミをあさって散らかし、糞をあちらこちらに落とすという、嫌われ者。でも、ゴミに蓋をする政策を、最初に徹底されていれば・・・と保護連盟は市を非難しているようですが。

 

 

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