暴風警報が発令される中、ブルターニュの沖合で泳いでいた女性が溺死。一方、シャラント=マリティーム県では、倒木によって10歳の少年が負傷し重体。
本土ブルターニュの東に浮かぶウェッサン島(Île d'Ouessant)の沖合で水曜日、息子2人と泳いでいた57歳の女性が溺れて死亡。
通行人が水の中で苦戦している3人を発見し、救助隊に通報。2人の息子は無事救助されたものの、女性は心拍停止状態に陥り、「蘇生させることができなかった」という報告。
「家族にとって惨事」という島の町長は、「(亡くなった女性一家は)ウェッサンに別荘を所有し、島の生活には慣れている」と説明。
島の位置するフィニステール県は、救助隊が通報を受けた当時、高波と高潮に備えて2番目に高いオレンジ色の警報が発令されていたところ。
ウェッサンでは実際、風速50~60㎞/時の強風が吹き、6~9mの高波に見舞われていた次第。
一方、ラ=ロシェルとボルドーの間に位置する町、モンペリエ=ド=メディヤン(Montpellier-de-Médillan)では、10歳の少年が倒れてきた木の下敷きになり、ヘリコプターで病院に搬送。
消防隊員は、「強風によるものか、木が腐っていたのか、木が倒れた理由は、明らかでない」と報告。
水曜日の強風は、各地で8月の月間最高記録を更新。
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女性のご冥福、少年の早期回復をお祈りします。
木曜日も風の強かった南西フランス。天気は晴れたり、曇ったり、雨が降ったり。不安定な天候が続いています。
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