EU、ノルウェー、アイスランド、そしてスイスに住む、多くのイギリス人(Britanniques)が、自分を「ヨーロッパ人」と認識していることが明らかに。

 

 

グラスゴーにあるストラスクライド大学の移民歴史家、ターニャ・ブエルトマン教授が、2022年10月から11月の間に実施した調査に、1,139人のイギリス人が回答。

 

その結果、76.6%がEU(欧州連合)、EEA(欧州経済領域)、またはスイスに永住するつもりであると回答。65.7%がイギリスのEU離脱(ブレグジット)で、「その思いが高まった」と。

 

大きな理由は、ブレグジット後に導入されたイギリスの新たな移民法により、イギリス人は非イギリス国籍の伴侶(家族)を連れてイギリスへ再移住(帰住)することが難しくなったため。

 

またEU、EEU、そしてスイスに住むイギリス人の38.2%が、在住している国の国籍を申請しており、28.6%が申請を考えていると回答。60%が自身をイギリス国民の一員と考えておらず、30%が一員としてあまり考えていないと回答。

 

これに対し47.5%が、在住している国の政府を信頼しているとし、62%が欧州連合を信頼、95.6%がイギリス政府を信頼していないと回答。

 

ブレグジットはイギリス人のアイデンティティーにも、深く影響を与えている次第。自身を「ヨーロッパ人」と認識する人は82.6%と、「イギリス人」と認識する68.9%よりも高く。

 

「ブレグジットの与える影響は、日々進化し続けている」ということで、「EU、EEU、そしてスイスに住むイギリス人の生活、そして体験を形成し続けるもの」と、ブエルトマン教授は締めくくるところ。

 

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イギリスに帰住どころか、訪問するのも億劫に(;´Д`)

 

 

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