イギリスが移民1人をフランスへ送還するのに、ジャンボジェット機を使用したことに対し、レンヌの空港で待ち受けていた反人種差別団体が激怒。
亡命手続きを手伝うべく召喚された反人種差別団体(MRAP)が、レンヌの空港でジャンボ機を出迎えたところ、中から出てきたのはスーダン人男性たった1人。
大人数の移民グループを予期していた団体は拍子抜け。団体はこの男性の釈放を求め、水曜日に出廷。
イギリスの報道によると、このスーダン人男性は「亡命申請は、最初に到着した国で行わなければいけない」というヨーロッパ協定に基づき、フランスに送還されたということ。
イギリス内務省によると、当初フランス送還を予定していた移民は複数であったものの、最終的な法的異議申し立てにより、スーダン人男性以外全員のイギリス滞在延長が土壇場で決まったという話。
反人種差別団体は、イシュマエルと呼ばれるこのスーダン人男性に関し、「リビアの監獄から、地中海を渡り、パリの歩道で寝泊まりし、移民キャンプのあったカレー市の『ジャングル』で過ごした後、英仏海峡を渡ってイギリスに入った」と経歴を公開。
現在、自宅軟禁されているというこの移民男性は、当初フランスから出国命令を受けて、イギリスに不法渡航したということ。
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