暖かい陽気が続き、フランスにツバメが飛来し始めているものの、その数は昨年より減少。

 

統計が始まった1989年以来、ツバメの数はすでに40%減少しているそう。その原因は、人間にあるというから困りもの。

 

農業地帯では殺虫剤の使用、そして建築基準の改善により、これまでツバメが巣を作ってきた、壁のくぼみがなくなってしまったことが大きな理由。

 

また、周辺が汚れるからということで、古巣を取り払う人がいるけれど、これも種の保護には違反する行為で、9,000ユーロ(約100万円)の罰金が科せられるというから、うっかり掃除してはいけません。

 

これに対し、フランス国鉄のSNCFは、駅を改築する際には、ツバメが巣を作れるスペースを残すような努力をしているとか。

 

ツバメはものすごい数の昆虫を、その羽で捕らえて食べるため、農家や園芸家の強い味方。農家のみなさまには殺虫剤ではなく、ツバメで害虫退治するよう、保護に努めてほしいものですo(_ _*)o

 

 

ランキングに参加中。よろしくお願いします!

 


海外ランキング