このたびレンヌの法廷が、世界遺産に登録されているモン・サン・ミッシェルの南25kmに計画されていた、風力タービン4機の建設を中止するよう求める決断を下したといこと。


海抜95mの土地に建てる140mの風力タービンは、モン・サン・ミッシェルにある153mの修道院鐘楼より高くなり、風光明媚を損なうため。


モン・サン・ミッシェル周辺の風力タービン建設計画が拒否されたのは、これで6件目。毎年250万人の観光客が訪れる世界遺産だから、周辺の風光を維持するようユネスコの強い要請が背景に。


吹きさらしの湾岸は、風力タービン建設に最適な場所。でも、ユネスコの世界遺産とあっては、勝ち目はありませんね。。。