フランスの主要都市で繁盛するビジネスは、三輪タクシー。2011年に第一号が町に現れて以来、増加の一歩を辿り、今では当初の5倍を数えるというほど。これに規制を設ける必要があるというのは、パリ警察。


どこの町へ行っても職が見つからず、多くの失業者が始める三輪タクシー・ビジネス。雇用届けを出し、保険に加入し、車両点検も怠らず、自身の健康診断も済ませていても、適用法がないため違法と訴えられる可能性が。


パリはすでにオートバイタクシーの規則を、三輪タクシーに適用することを決定。罰金は35ユーロから135ユーロということで、90ユーロから110ユーロという彼らの1日の稼ぎを食いつぶしてしまうことも。


それでも彼らのプライドは高く、「自分たちの地位は、二階建て観光バスやセーヌ川の観光船であるバトー・ムーシュと同レベルと認められたい」ということ。