南西フランス田舎暮らし-stmilionterrace


「フランス料理の修業をしたい」とか「ワインを学びたい」という人なら、渡仏にワーキングホリデーを利用するといかも。1年間働きながらフランスを体験できる、非常においしいワーキングホリデービザ。ビザをすでに取得してフランスに渡るので、雇い主も快く引き受けてくれるというもの。


トゥールーズのレストランで働いているFくんに出会ったのは2年前。料理人の彼は、2、3年フランスで修業して、日本でフランス料理店を開くことが夢なのだそう。さすがシェフだけあって、フランス中の星つきレストランをよく知っていて、週末の休暇はいろいろなところでグルメ体験を満喫しているということ。


とりあえず、1年間ワーキングホリデービザを取得したので、そのあとの滞在は自力で開拓しようと気になるレストランに行っては、働きたい旨を伝えて交渉して回ったみたい。その結果バスク地方で、「就労ビザを問い合わせてあげる」と請合ってくれたレストランに遭遇。かなり期待して帰国したけれど、今年に入って日本で就職したというから、就労ビザが下りなかったのかな?


EC統合して以来、イギリスやフランスで問題になっているのは、東側諸国からの出稼ぎ移住者。移住者に職を与えると、自国民の失業者から、「他国から雇っている余裕なんかない!」と文句がでるからコマリモノ。EU内でこんな感じだから、EU外からの求職者なんて問題外、というのが実情なのかな。。。