ついにこの日がきた
リオとわたしの両親初対面
婚約の時お母さんからおめでとうと言われてないまま
モントリオールで入籍して
その報告した時は
おめでとうってようやく言ってもらえたけど
お父さんとわたしは元々話さないし
(てか番号知らない
)
どんな感じになるんか予測不能だった
リオはもちろん
わたしもドキドキドキドキ
5分遅れてお店に到着
入るとお父さんはすでにほろ酔い
リオを見て
「おーーー！はじめまして！シットシット！」
お父さん頑張って英語使ってる
(でもシットはクソになっちゃうから一応リオに通訳)
うちらが席についたとたん
お父さんがビールをオーダー
リオは緊張しながら覚えた日本語で自己紹介
お父さんはリオの日本語にオー！と感動
そして自分はオリンピックに向けて英語を勉強してると豪語する
でもそもそもオリンピックをテレビで見る予定なのに
なんで英語が必要と感じたのか
まあそこは突っ込まずスルーしてあげた
お父さんはリオに
「ビッグボディ！グッド！」
リオとコミュニケーションをとろうとしてくれてる
その真逆はお母さん
お父さんが酔ってる状況をウザがってるのが
ひしひしと伝わるから無言
リオはビールのおかげで徐々に緊張がほぐれ
自然にお父さんに日本語で頑張って話す
でもお母さんの解読不明オーラには
わたしもリオも気まずい感じ
お父さんはグラスが空くたびビールをオーダーしてくれて
途中ビール来ないからって
キッチンの中にまでオーダーを確認しに行くくらい酔ってた
ご飯を食べ終わって記念写真撮るってわたしが言って
撮ったのがコレ
お父さん酔ってるのが明らかな一枚
そしてリオと
リオも嬉しそうだった
でもお母さんと撮った時
どっちも気まずい顔してる
お母さんはこの5秒後くらいに
お父さんがパチパチパパラッチかってくらい撮りだしたから
ハイハイってすぐリオから離れた
恥ずかしかったんだろうな.....
その場で別れを告げた時
お父さんがわたしのカバンに
「お母さんには内緒だよ」っと
さっとなにかを入れた
帰り道開けてみると現金が！
そのあと(ようやく)聞いてたLINEで
お礼を言うと
「お父さんなにもしてやれてないから」って
もっと親と仲良くしなきゃ
親不孝な自分を再確認した
お父さんとは子供の時から距離があって
仲悪いのではなくただ話さない
「ヒサは女の子だから、どう接していいかわからない」
昔お父さんから言われたこともあった
よく弟とは話してたお父さん
そんなお父さんの気持ちをわたしも無意識に感じてた
だからたぶん変な距離感が出ちゃったんだろう
その後お母さんにもLINEをしたら
「2人を見て安心しました！幸せになってね」
良かった〜わたしの幸せを認めてくれた
両親に感謝をしてるだけじゃなく
元気なうちに後悔しないよう
もっとその感謝を直接2人に伝えていこう
グルメと愛情たっぷりの良い旅だった
コロナ終わって早くまた行きたいな〜