視覚障害者のためのスポーツ指導 | フリーランス柔道整復師のトレーナー&ビジネス奮闘記

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これから柔道整復師という国家資格をフリーランスで活かしていきたい人たちのお役に立てるブログにしていきたいです。

スポーツの世界で感じたこと・自身のトレーニングのことを良いことも悪いことも書いていきます。
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こんなに細かくて

読む人に寄り添っている指導書籍に

久しぶりに出逢いました。



著者のお一人の河合さんは

一度お会いしたことがあって

とても気さくで色んなことを教えていただきました。


あの柔和な感じが文章にも表れていて


文字がとても多い書籍なのですが

ものの1時間で半分読むことができました。







視覚障がいを持つ方は

1番私たちの身近に感じやすい存在ですよね。



白杖を持ってるからって

全然見えないわけじゃない


でも

全く見えない人もいて

道路を一人で歩いている人もいるし


小銭だってレジでチャチャっと出せる人もいます。


(コルジャ仙台のレジェンド伊藤慎哉さんですキメてる)





見え方も様々あって

周りが見えない・ぼやける

中心が見えない・ぼやける

全体が霞がかっている・真っ暗

視野が揺れて見える

モザイクのように見える


など多様な症状の中生活されています。



中級障害者スポーツ指導員の資格講習会では

必ずブラインド体験があります。



階段の昇降や曲がり角、障害物の避け方など

ガイドと言われる方と一緒に行います。


そういう体験もそうですが

私たち障害を持つ方のサポートに回る人間は


“どれだけ安心して行動してもらえるか“



ということに焦点を当てなければいけません。



ブラインドサッカー女子日本代表の宙選手は

コートにいるときに

景色に色をつけていくのだそうです。


聴いて感じたことを組み立てて

そこに青とかピンクとか色を重ねていく



そのくらいまでガイドできるようになったら


『あの人とだったら外出てみよっかな』

とか

『あの人のいる場所だから


スポーツしてみよっかな』



とか


選択肢がどんどん広がっていくと思います。


すべての方に良いかは

まだ分かりませんが


少なくとも


一定数の方の生活に【色を重ねていく】

ワクワクした環境は作れるんじゃないかなと



この書籍を読んで

改めて感じることができました。


宮城県では障害者スポーツトレーナーは

実質、私ひとりで活動しているのですが、




やっと資格取得希望者が出てきてくれて


仲間が増えた分


色んなことに挑戦する機会にも


恵まれています。



宮城県障害者スポーツ協会さんはじめ

日本障害者スポーツトレーナー協会さん

宮城県スポーツ協会さん

ラソススポルチクルービセンダイさん



など


多くの方々に支えられて活動できています。
本当にありがたいです。



どんどん自分から切り拓いて

かつ

見極めながら前進していきたいです。



ちょっと真面目なお話でした。




障がい者スポーツ気になるなっていう方は


ぜひご連絡ください指差し


当事者でもサポートしたいっていう方も


どんどんウェルカムです飛び出すハート





では、また!