こんにちは。前回の記事では、私たちが宇宙技術を活用して農業のIoT化を支援する理由と、その価値についてご紹介しました。
今回は、よく聞かれる疑問――**「農業IoTってなぜ広がらないの?」**について、現場の声をもとに紐解いていきたいと思います。
そして最後には、**「IoTは意外と簡単・手軽に始められる」**という話もお伝えします。
なぜ農業IoTは進まないのか?
国や自治体でもスマート農業の推進が叫ばれていますが、現場ではまだ普及に時間がかかっているのが現状です。
その背景には、次のような要因があります。
1. 「難しそう」という心理的なハードル
一番多く聞くのがこれです。
「IoTって、パソコン得意じゃないとダメなんでしょ?」
「ネットとか、クラウドとか、よくわからない」
「自分には関係ない話かなって思っていた」
つまり、**技術的な難しさよりも、“聞き慣れない言葉が多くて身構えてしまう”**というパターンです。
実際はスマホ一つで管理できるシンプルな仕組みでも、見慣れない図や用語で一気に難しそうに見えてしまいます。
2. 「高そう」という先入観
次によく聞くのがコスト面。
「IoTって何十万もするんじゃないの?」
「導入しても費用対効果が出るか心配」
「業者に頼んだら高そう」
確かに、大規模な設備や複雑なシステムを入れれば数十万円以上かかるケースもあります。
しかし私たちは、必要最低限の構成から始めて、実際の効果を見ながら徐々に拡張するという方法をご提案しています。
たとえばセンサ・ゲートウェイ・クラウド連携込みで、10万円程度から導入可能です。また、規模によっては数万円といった機器も。
段階的な導入にも対応しているので、コストもリスクも抑えられます。
3. 「うちの環境には合わないかも」という思い込み
農業の現場は一つひとつが異なります。ハウス栽培と露地栽培では管理方法も違い、標高や気候、通信環境も多様です。
そのため、
「うちの圃場は山の中だから難しいかな…」
「電源がないし、どうせ無理でしょ?」
という声もあります。
ですがご安心ください。私たちは宇宙開発で鍛えた「どこでも動く技術」が強みです。
太陽光で動くセンサや、LTE通信圏外でも使える無線機器など、条件の厳しい環境でも稼働する設計が可能です。
実は「簡単・手軽・頼れる」農業IoT
ここまで読んで、「でもやっぱり難しそう…」と思った方にこそ知っていただきたいのが、私たちの導入の流れです。
▼ たったこれだけでスタート!
① お悩みを聞かせてください
「こんなことに困ってる」とメッセージで気軽にご相談ください。技術用語は不要です。
② やり取りしながらシンプルに仕様を固めます
最初は「スマホで温度が見たい」くらいのレベルでOK。こちらで最適な構成を提案します。
③ 簡単な図と見積書をお送りします
仕様書はA4数枚。見積りは無料です。
④ 納得いただけたら製作・納品へ
最短2週間でお届け。不具合は無償対応します。
技術はあくまで「働き方をラクにする道具」
IoT導入の目的は、「楽をすること」ではなく、**「大事な時間を取り戻すこと」**です。
朝晩の見回りをやめて、家族と朝ごはんを食べる
雨が降っても様子を見に行かなくて済む
圃場に行かなくても、スマホで状態を確認できる
これまで“当たり前だった手間”がなくなるだけで、農業の働き方は大きく変わります。
迷ったら、まずは「相談だけ」でも大丈夫です
「本当に自分のところでもできるのか」「費用が不安」
そう思った方は、まずはメッセージでご相談ください。
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> 🚀 宇宙技術×IoTの受託開発も受付中
次回予告:「センサ選びのコツと、おすすめ構成例」
第3回では、農業IoT導入にあたって「どんなセンサを使えばいいの?」という素朴な疑問にお答えします。
私たちがおすすめする構成もご紹介予定ですので、ぜひ次回もご覧ください!

