がんについて〜その2 | 幸せの導標(しあわせのみちしるべ)

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一般社団法人ライフエンディング・アシストの和田です。

こんにちは!
一般社団法人ライフエンディング・アシスト
理事・副代表の和田尚久です。



がんの治療というと痛い!
そんな声をよく聞きます。
では、がんの痛みの特徴はどんなものなんでしょうか?

1.進行がんでは75%の患者に痛みがあり、40~50%は中等度から強い痛みがある。
2.がん疼痛患者の半数以上が、がんの痛みはがまんするものだと考えており、約40%の患者はがんの痛みは和らげることが出来ないと思っている。
3.がん患者は医師に痛みを訴えることが少なく、約半数は「痛みを訴えることが治療の妨げになる」と思っている。

しかし、「患者本人が痛むと言っているもの」が痛みであり、がん患者は痛み治療のための鎮痛剤を要求する権利があり、医師にはそれを投与する義務があるのです。

遠慮なく素直に痛いと伝えることが大切ですね。


痛み治療の目標

第一段階 痛まずに良眠できる

第二段階 安静時に痛まない

第三段階 体動時にも痛まない

「がんの痛みは治療可能であり、また治療しなくてはいけないものであり、がん患者はこの痛みの治療を十分に受けるべきである」

現在では多くの施設でがんの痛みがかなりコントロールされるようになってきました。

がんの場合、根本的に治療が行われない限り、痛みが持続するものであるため、次の痛みが出る前に鎮痛剤を使用することが大切です。

1.鎮痛剤は内服薬を第一選択とする
2.効力の弱い薬から段階的に使用し、効果が不十分なら、効力が明らかに強い薬に切り替える
3.時刻を決めて規則正しく投与する。


ホスピスとは?
死を目前にした人の身体的ならびに感情的な苦しみを緩和する目的でつくられた療養所や病院のこと。


ホスピス・緩和ケアの定義

緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、 心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、 苦しみを予防し、和らげることで、クオリティ・オブ・ライフを改善するアプローチである。

* 痛みやその他の苦痛な症状から解放する
* 生命を尊重し、死を自然の過程と認める
* 死を早めたり、引き延ばしたりしない
* 患者のためにケアの心理的、霊的側面を統合する
* 死を迎えるまで患者が人生を積極的に生きてゆけるように支える
* 家族が患者の病気や死別後の生活に適応できるように支える
* 患者と家族-死別後のカウンセリングを含む-のニーズを満たすためにチームアプローチを適用する
* QOLを高めて、病気の過程に良い影響を与える
* 病気の早い段階にも適用する
* 延命を目指すそのほかの治療-化学療法、放射線療法-とも結びつく
* 臨床的な不快な合併症の理解とその対応の推進に必要な諸研究を含んでいる

欧米では疾病に制限がないが、日本ではがんの時に限られているため、腎機能不全で壊疽を起こしている場合であってもホスピスケアは使えないです。

がん以外で使えるようにはならないのでしょうか?

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自分のことをきちんと伝えることは自分のためであると同時に大切なひとへの思いやりです。

自分のことをきちんと伝え、自分らしく生きていくことに年齢は関係ありません。

私たちは、失われつつある家族とのコミュニケーションや地域とのつながりを再生させるとともに、経済産業省が提唱する豊かなライフエンディングステージを実現するために活動を行います。


エンディングノートを「よりよく生きるためのツール」「大切なひととのコミュニケーションのためのツール」と位置づけ、わたしたちはハッピーライフマップと呼んでいます。


自分らしく生きること、生きているときに役立つハッピーライフマップについてセミナー、体験会、インターネットテレビでみなさまにお伝えしています。


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として、終活やエンディングノートについて、
テーマを決めて月一回お話させていただいています。

この他にも、地域でのご依頼や、カルチャークラブでもセミナーを受講いただけます。
また企業の福利厚生の一環で従業員のみなさま向け、リタイアされたOBのみなさま向けにお話させていただくこともできます。

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