『個人データは新しい石油。21世紀の価値ある資源になる』
この一言は強烈でした。個人データ、、、では、私自身のデータも資源になるのでしょうか??売れるとしたらいくらに??でも自分の個人情報を他人に売るなんてちょっとコワイ、、、いろんな思考が飛び交いますよね。この記事は結構私たちの身近での変化でもあるのでしっかり読み込みたいですね。
と、いうことでお金を増やすことだけを教えないファイナンシャルプランナーカマダです。今宵もお付き合いヨロ(=⌒▽⌒=)
●個人データ自ら売買 攻防ライフログ経済
日本経済新聞 2017年09月07日
今回の記事のように、起こっている具体的な事柄ばかりが文章になっているケースもよくあります。
【記事の構成】
Aという会社が◎◎している
Bという会社も△△している
C社にも動きがある
これは、エネルギーの効率化を目指す動きだろうか。。。
このような構成だと、誰が何を何で、の情報整理箱で整理するのは難しい部分もあると思います。
以下のような文章では要約とはいえません
●AもBもCもなんかしているよ、
逆なんです。A、B、C共通してやっていることは何なのかを端的に表すことが要約になります。
(これは国語力の問題ですが、それが仕事力でもあります。)
(1)何が(誰)が何を
各社企業が(世界企業の含め)ビジネス活動で集めた顧客情報の
(2)どうした
取り扱いについて様々な施策・実験などを行っている
(3)何で?
・企業が個人データーを大量に集めることについての消費者の根強い不信感がおこっていること(世界規模)
(4)いつ、どこで??
(昨今)
■その背景は?
・(日本国内では)個人情報保護法の改正
・自分のライフログ(個人の生活情報)を、企業などに販売できるデータ取引市場構想が浮上している
はい、上記が要約です。もしあなたが会社で上司に、
「個人情報についての最近の動き、この記事から要約して」
とリクエストされたら、まずは、上記の要約を報告します。
結論からお話しするのですね。すると上司は当然突っ込みます。
「え?じゃぁ、各企業がやっていることって何なの?」
そう聞かれたら、初めて各社の取り組みの詳細をお話しすればいいのです。
あなた
「①米のアイロボットについては○○
②米アップルも△△、
③国内では高松市の会員制医療倶楽部ボディバンクで
■■の取り組みが起こっています。」
でOK!!
そして、上司はさらなる質問をしてくるかもしれません。
「この記事、何が言いたいのかな?」
あなた
「本来、ライフログなどの情報は個人のものです。もし、その情報がお金になるのであれば、個人はそれを使って対価を得たいと思ういます。しかし、一方で(特に大)企業は商業活動を通じて、個人情報を取得することにお金を掛けずに情報を集めています。個人の立場から見ると、ただで集めた情報を企業がお金に換えるとなるとこれは黙ってみていられないでしょう。だからこそ。企業への個人情報の取り扱いについてより厳しい目が向けられており、それに対して企業側も姿勢を問われる局面を迎えているということだと思います。」
最後長くなりましたが、そういうことだと思います((笑))