海外在住者からのメッセージ #15 フィリピン・マニラ | 駐在妻のしあわせキャリアのつくり方★モヤモヤを解消して世界のどこでも、100%自分らしさを選ぼう♪

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フィリピン・マニラ在住 H.T.さまからのメッセージ  回答日:2020年4月1日

 

 

 

回答日の時点で、外出にどのような制限がありますか?
3月18日からルソン島封鎖、特定業種(インフラ、警備、医療、生活必需品販売等)以外の営業・通勤停止(在宅勤務指示)、特定目的(医療、食料等生活必需品の購入)以外の外出が禁じられました。

公共交通機関は停止。(尚、同日、日本に一時退避。)4月1日時点、一世帯に1日一枚、記名式の外出許可証が配られ、これを携帯していないと外出出来ません。

基本的に外出先は、食料等生活必需品や薬の買い物、病院への通院に限られます。コンド内も、公共の場(ロビー、プール、ジム等)は使用禁止で、基本は自宅ユニット内で過ごすことになっています。

 

 

今、どんなことに気を付けて生活していますか?(個人でできる感染防止対策)
日本に戻ってきて今日4月1日で2週間。この間、自主的に実家で自宅待機していました。

明日以降も、必要最低限の外出に留める予定です。(高齢の母と小さい娘がいるので、自分がどこかで感染してきたら、と思うと気が気ではありません)

 

 

ロックダウンに備えて、これをやっておくといいよ、というアドバイスがあれば、教えてください。
マニラに残っている夫曰く、毎日の自炊が面倒なので、もっとまとめて食事作って冷凍しておいてくれれば、、、と言われました。

 

 

滞在国の、ここがすごい!
まだ感染者数も死者数も少ない時点で早期にLockdownを行った(おそらく東南アジアで最初)大統領の決断力には敬服します。(細則が決まるのが遅かったり、政府指導が末端まで行き届かず、また地方自治体が国より厳しい制限を課したり、というのはフィリピンぽいですが。。。)

またフィリピン人の同僚たちと話していて感じたのは、Bayanihan(助け合い)の精神。収入のなくなってしまった人々、苦境に立っている人々を助けよう、困っている者同士助け合おう、という姿勢にはとても心打たれました。

当初、外出禁止は相当混乱すると思っていましたが、外出しないこともBayanihanという考え方で、今のところ、あのマニラの街角はどこもゴーストタウン、ということに驚いています。

 

 

■伝えたいこと・・・
マニラは3月18日の時点で、外国人が安心して診療をうけられる自宅近隣の医療機関が閉鎖になったり一般外来受付を停止したりしてしまい、且つドライバーも通勤出来ない状況となり遠方の病院にも行けない、となった時点で、コロナでなくても万が一幼い娘に病気・怪我があった時に対応しきれない、ということから日本への退避を決めました。

 一方で、今は、日本のあまりの緊張感の無さ・緩さ、政策面での遅れとそれに伴う感染者数の増加に、本当に日本に帰国することが娘にとって正解だったのか?という思いが強いです。

あなたは感染しても重症化しないかもしれない、でも、あなたの周りにいる大切な人が、あなた経由で感染し重症化したら?と多くの人に問いたい。そして、多くの人が、こうした恐れを抱きながらも止むを得ず通勤を強いられているケースもあります。

企業は一体何をしているのか。行政が何もしないから、と遠巻きに見ているだけなのか。 企業や行政の問題だけではないです。今、世界中の人々が、外出禁止に耐えている中で、花見に行ってしまう日本人はむしろ享楽的、世界に対して非協力的・無神経にさえ感じます。

行政が命令しなくても、家にいる、不要不急な外出はしない、ということは、自分の意思でコントロール出来るはずです。世界のどこにいても、同じように耐えていくしかないと思っています。

 

 

 

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