宗教はフィクション | michiruの書斎Ⅱ

michiruの書斎Ⅱ

「michiruの書斎」を書いていましたが記事が繋がらなくなりましたので、別に「michiruの書斎Ⅱ」を設けました。管理人は現在79歳になります。現在スライド映写機について、本をまとめています。

9月15日付中日新聞に、仏壇に供えられたものが全然なくならないことに付いて小学校4年生と2年生の姉妹のやり取りが載っていました。仏教の例でしょうが、私は宗教は壮大なるフィクションであると思って居ます。フィクションは文学にもあります。従って、実際には神や仏はなく、人は死んだら土にかえる。前記2年生の女の子はフィクションを排除して飽くまで実際を見ています。4年生の女の子はフィクションを理解し始めています。私の孫娘が3歳で母親に死別したとき「お母さんは遠くに行っちゃったんだよ」と説明すると、「お母さん行かないで、行かないで」と泣いておりましたが、真実が酷すぎる場合はフィクションでなだめることもやむを得ないと思います。宗教はフィクションで、海外まで見れば、宗派によっては、人権侵害があり、可塑性に乏しい点は問題です。しかし、現世以外にフィクションで作られたあの世を信じることが、希望と勇気に繋がることもあるでしょう