平和憲法 | michiruの書斎Ⅱ

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「michiruの書斎」を書いていましたが記事が繋がらなくなりましたので、別に「michiruの書斎Ⅱ」を設けました。管理人は現在79歳になります。現在スライド映写機について、本をまとめています。

長期間、日本が戦争しないできたのは平和憲法のお陰という多くの声が聞かれます。しかし、平和憲法だけのお陰でなく、色々な要素が複合して平和が保たれてきたのだと思います。大戦当時は世界的にも、戦争は悪いという考えがなく、戦争を始めることに全く抵抗がなかったこと、天皇主権であり、天皇もしくはその取り巻きだけで重大事が決められ、国民の意見は全く反映されなかったこと、軍の幹部が政治の中枢を握り、戦争に反対する者もいたのに聞き入れなかった、国に命をささげるなど徹底的な軍国主義教育が行われたことなど、ありました。そして、今は主権在民で国民の意思が尊重されますし、文民統制がきいています。教育は民主的に実施されています。これら平和の土壌が十分豊かになって、平和の基盤が出来上がったと言えるのではないでしょうか。