「王子様」と命名された青年が、家庭裁判所の許可を得て[肇」に変更にしたことが報道されました。この名では、手紙などで敬称を付ければ、「王子様」様となってしまいます。奇抜な名前であり、何故、親がこんな名前を付けるのか、出生届前に審査が必要ではないかと思われてきます。
私の大学時代に教授が偉くなる人の名前として振一郎(学長、ノーベル賞)、三次郎(学部長)などを挙げましたが、これは細く長く裕次郎、慎太郎、純一郎、進次郎と続き、私の甥には直太郎(小学生)がおります。古さと新しさの中にものびのびしたところのある良い名前です。
皇室の女子では,すべからく下に子を付けますが、大変安定した感じを与えます。
男子では私の子どもの頃を見ると、おおかた下に男、夫、雄の文字が付き安定し、読みやすく分かり易かったです。私は4人の息子に名前を付けるときには、姓名判断の本を見て画数の良いもの、次いで、読みやすいことを念頭に置きました。姓名判断は迷信かもしれませんが、少なくとも、この名前が良いと言ってくれる人が1人は居るというのが随分支えになりました