いじめへの対応 | michiruの書斎Ⅱ

michiruの書斎Ⅱ

「michiruの書斎」を書いていましたが記事が繋がらなくなりましたので、別に「michiruの書斎Ⅱ」を設けました。管理人は現在79歳になります。現在スライド映写機について、本をまとめています。

中日新聞5日付、発言「いじめ対策は現場改善から」を読んだ。教員の職務が大変すぎて個々の生徒の指導にまで手が回らないというのが趣旨であった。このように忙しいのは、専門職であれば教員に限らない。私は裁判所に勤めていたが、毎晩午前2時まで書類の作成に精出したし、ある裁判官は今日の期日に言い渡す判決を4時までかかって書いたと言っていた。昼間は、いろいろな人と応対している間に、過ぎ去ってしまい、書類作成は勤務時間から解放されたところでやっと落ち着いてできる。

しかし、教員の場合、何でも自分で抱え込もうとするのが問題のように思う。

いじめや、授業妨害を察知したら、彼らには往々にして、虞犯や触法ないしは犯罪が絡んでおり、早期に警察の捜査にゆだねるのが相当である。それには、立法措置を講ずる必要があるが、現行法でも運用次第で可能である。