コーチ兼フォトグラファーとしての活動のほか、これまで3年間、週2回外資系企業人事部の育児コンサルタントとして、職場のパパママの両立相談に携わっています。
私が仕事を辞めざるをえなくなった4年前に比べて、ワーキングマザーを取り巻く環境は大きく変わりました。
ママになっても働くのは、ごく当たり前になりましたよね。
未だ待機児童問題は解決していませんが、それでも認可外含め保育園の数は大幅に増えましたし、人出不足も手伝って、マタハラで辞めさせられたと聞くことも減り、在宅勤務含め柔軟な働き方を導入する企業も増えています。
時間的体力的に制約のある母親が働き続けるためには、まず環境整備や周囲のサポートが必要です。
ここが整ってきたことで、だいぶママ達の働きやすさは改善してきたと感じます。
ただ、いくら環境が整っても、手厚くサポートしてもらっても、依然ママ達の罪悪感は減っていないよう。
見回してみても、心から納得して働いている人って、意外と少ないと感じます。
本当はもっと仕事に集中したいのに、いつも中途半端で周りに迷惑をかけている。
とか。
やることに追われて、息つく時間もなく、子どもに構ってやれない。
とか。
一人で孤軍奮闘。
仕事と家庭での責任の重圧に疲れた。
とか。
働き続けているのは、単なる自己満足なんじゃないか。
とか。
私の職場は外資ゆえ割り切れる人が多いと思いきや、葛藤を抱えて相談にいらしたり、退職という選択をするママも多いです。
子育ても仕事も生き甲斐も。
ママになっても、当たり前に手にできる社会を作りたい。
当たり前を当たり前にしたい。
環境や周囲の価値観に流されずに、自分のスタイルを確立して。
人生を仕事を、のびのびと豊かに楽しむママを増やしたい。
有数の経済大国でありながら、それが実現できない社会って、なんのための経済発展なんだろうなぁとも思います。
少子化問題も、母親の生きづらさが背景にあると思えてなりません。
大きな社会問題なのに、ここが軽く扱われている気がしてならないのです。
ママがしあわせに自分の人生を生ききることが、子どもや家族にとっての一番の貢献だと私は信じています。
環境も、もちろん大事。
でも、環境や周りがもし理想通りでなかったとしても、自分にとってしあわせな選択を積み重ねることはできます。
私が若かった数十年前と違って、価値観は多様化し、情報過多になりました。
周りを見渡せば、誰もがスマートに賢く仕事も家庭も回しているように見えて。
みんなはしっかりやっているのに、
なんで私は出来ないんだろう。
なんて自分を責めたりしていないでしょうか。
多くのママが生きづらさを抱えている今。
でも、同じような能力に恵まれて、似たような環境にいても、しあわせを感じている人がいる一方、鬱になりそうなくらいシンドさを感じている人がいます。
もし、もっと日常に笑顔を増やしたければ、
自分の価値基準をハッキリさせて、そこを毎日の中心に据える必要があります。
自分の感覚や考えに基づいて、目の前のことを主体的に選び、一番大切なことにエネルギーを集中させる必要があるんです。
というわけで。
コーチとしては再び、働くママがイキイキと自分が大切にしたいことを大切にしながら、自分らしく生きること、働くことを実現することに、フォーカスしていきます。
今日は、嵐解散のニュースを受け、永遠に続く今日はないのだなぁと実感しつつ。
(特別嵐ファンというワケじゃないけど、衝撃ニュースでした!)
グズグズしている場合ではない。
今動くしかない。
と思ったので。
宣言してみました!
私の変わらぬ想いはこちらのインタビュー記事にあります。
💫もうすぐ100名!働くママのなんでも相談お受けします💫
NaokoのLINE@はこちらから。または、@pgi5163vで検索を♡
Naokoのプロフィール
・国際基督教大学卒業後、NTTとティファニー・ジャパンにて、約20年間の会社員生活を送る。
・昇進と第一子出産のタイミングが重なり、育児を優先したことで、キャリア形成につまづく。
・小1の壁にぶつかり退職後、ライフコーチングに出会い、母の期待に応えようと生きてきた自分に気づき、以降、自分の選択に責任を持つことを決意する。
・国内のライフコーチの草分け ICFマスター認定コーチ林忠之氏に師事。
・2016年、働くママが「自分らしさを取り戻し、本音で生きる。」を実現するライフコーチとして活動を開始。
・穏やかで、包み込むような声と話し口調により、ありのままの自分を認め、自分の望みに向かって行動できるようになったクライアントさん多数。
・学生時代、留学先のNYで学んで以来、20年来の趣味だった写真を使って、自己肯定感を高めるフォトグラファーとしても活動を開始。
・スタイリッシュでありながらあたたかみがありナチュラルな雰囲気の作風が持ち味で、リピーターが多い。ほぼ口コミで、一年間に80組以上の撮影を実施。
・外資系企業人事部で育児コンサルタントとして従業員の両立支援に従事。
三年間で、のべ150組以上のワーキングペアレンツの相談に対応。