私自身の今でこそ

コーチングを中心とした発信をしていますが、

 

日本で会社員時代だった時はそれこそ

投資企業戦士(死語??)のように

会社のその仕事が中心の生活をしていて、

 

その後子供たちが生まれてきてくれてからは

それこそプロフェッショナルママ、

子供たち中心の生活をしていました。

 

なので今回投稿させていただいたような

『しなやかな生き方』とは

程遠い生活をしてました。

 

でも、今は合計西海岸での生活が5年半超となり、

 

最初はお客さん的なところからこの生活が始まって

今はもう第二の自然体にまでなっています。

 

どんな環境に身を置くかは本当に大きくて

アメリカ西海岸だったからこそ、

しかもニューヨークとかシカゴとかではなく、

西海岸でかつそこまで大都会でもない。

 

ここに住んでいたからこそ見えたもの。

 

 

『しなやかな生き方』に必要なのは大きく4つあると感じています。

 

出典:Unsplash

 

1. 中心は自分の心地よさ

 

自分がいかに世間体だったり、

社会的にこうあるべきと言われていることに

縛られていて。

 

自分自身がそれに対してどう感じるか?

それを聞いたときにどんな感情が浮かんでくるか?

 

そういうところは全く気にしていなくて、

むしろ気にするものだったとさえ気付いていなくて。

 

自分の成長だけ見ていたつもりだったけど、

結局世間的にどういうものが正解、という

それをなぞっているだけだったと気付きました。

 

 

翻ってこちらでは、

人種も違うしバックグラウンドも違う。

 

そういう方々が集まって、

それが自然な環境になっているからこそ

 

こういうものが正しいはず

 

みたいなものはありません。

 

 

そうすると何を自分の中で軸としているか?

 

やっぱり西海岸という影響もあり、

頭で論理的に考えてと言うよりは

どちらかと言うと感覚的なもの。

 

体の感覚、自分が心地良いかどうか?

 

それを重要視していて、

それが良い意味で肩の力が抜けていて、

だからこそ自分の力を発揮できている。

 

そんな良い循環が生まれている。

 

そういう風景を日常で目の当たりにしていると、

今まで頭で生きていた人間だったのが、

 

自然といいなぁと感じて、

自分の心に素直になれるようになっていきました。

 

 

出典:Unsplash

 

2. 快楽ではなく喜び

 

日本だとオーガニック=食材だけど、

 

こちらではそれがライフスタイルに。

思想として生活全体に浸透しています。

 

楽しみ1つとっても、

刹那的に例えば快楽で砂糖たっぷりの

心の栄養にはなるけど体の栄養にはならないものに

走って気晴らしするのではなく。

 

ビーチに出かけて裸足でビーチウォークしたり

自然を眺めながらぼーっとしたり。

 

そんな、じんわりとする幸せに自然と変わっていく。

 

短期的な今その瞬間だけじゃなくて

長期的な目でも自分を幸せにできる。

 

そして、もっともっと自分も周りも

大切にしていくことができる。

 

大切にしているとそれだけ手をかけているので

自分に対する自信や周りへの信頼に繋がる。

 

そんなふうに、自分発で

良い循環を作っていくことができます。

 

 

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3. モノより時間

 

これは本当に、東京から離れたことで得られたもの。

 

やっぱり日本のモノってキラキラしてるし

何を見てもおしゃれに見える。

 

アメリカのものも日本にたくさんあるはずけど、

日本で見るとすごいものに見えるけど、

アメリカで見ると惹かれなかったりします。。

 

モノにお金をかけなくなると、

お金の使い方が変わります。

 

特にこちらではブランド物にこだわらず、

シンプルな装いの方が多くいます。

 

シンプルと言っても、手抜きではないので

素材にこだわっていたり、自分なりのスタイルを持っていたり。

 

でも、人に見せるためではなく、1同様

自分が心地良いかどうか。

すごくリラックスしています。

 

そういうライフスタイルになっていくと

時間や経験の方に目がいくようになります。

 

自分自身の時間と経験ももちろん、

誰とどんな時間を積み重ねていくのか?

 

そしてそれを意識していくことで、

自然と周りの人に対する感謝や気遣い、

そういうことに目が行くようになります。

 

 

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4. 人生に正解はない

 

一人一人間違って当たり前。

 

人種や文化、バックグラウンドが違う。

 

違うのは当たり前だし

その違いこそが自分がスペシャルである所以。

 

そんなふうに考えられているし、

それが服装だったり、仕草だったり、行動・・・

 

あらゆる場面で日々、肌で感じています。

 

 

当時「レールから外れてしまった」

そんな思いを強く思っていたけど、

そもそも『普通』なんてないのを目の当たりにし

 

『会社でキャリアを積み上げるべき』と思ってたけれど

別にそれが正解じゃないし、

未来は自分で作っていくもの。

 

『自分の違い』を理解して、

その違いを生かして自分で作っていけばいい。

 

思い込みでガチガチに凝り固まって

それこそ重たい鎧を着ているみたいな感じだったのが

 

「それは私にはもう必要ない」

そうやって自然に離れることができる。

 

『自分は自分』

それが腹に落ちていることが本当に大切になっていきます。

 

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結局のところ、『誰が自分の人生の主役なのか?』

 

「そんなの自分でしょ?」

「当たり前でしょ?」

 

と言いつつ、実際に昔私がしていたのは。

 

多分自分は、誰かの手で描かれたシナリオを

主人公として演じてはいたけど、

 

自分で主体的に自分の頭で考えたり、

自分の心で感じたりしてた?

 

そう聞かれると、NOでした。

 

でも、こちらでは

キャリアがすごいとかすごく有名だとか

 

そんな特別な人じゃなくても、

本当に一人一人が自分が一人の

違う独立した人間として、

 

 自分で自分の人生の脚本を書いて演じている

 

それを目の当たりにして、

 

『誰が自分の人生の主役なのか?』

 

それが、生き方や、人生に対する姿勢そのものに

影響を与える。

 

そう感じています。

 

皆さんの人生の主役は誰ですか?

自分で、人生の脚本を書いていますか?

 

 

たった一度の人生。

自分で脚本を書いて、進んでいきましょう!