「健康は、決して当たり前ではない」
…ということは、きっと誰もが知っている。
みんな頭では理解している。
ですが、自分自身にどこにも不調がないと、無意識のうちに"健康は当たり前だ"と感じてしまうものでして。
私がまさにそうでした。
幸運にも、ずっと健康に恵まれて生きてきたから。
でも、
どうやら宇宙は、その重要性を、歳を重ねるとともにすべての人がジワリジワリと体感するように設定しているらしい。
最近そんな実感が増えてまいりまして…
私の場合、ウィークポイントは「足」のようなのよね。
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思い返せばかれこれ10年と少し前、始めたばかりの加圧トレーニングの最中にふくらはぎの肉離れを経験し(加圧されてる状態だった上にトレーナーの初期対応が良くなくて大怪我になった)、治癒までに約半年かかってしまった…のがきっかけでした。
人生初の松葉杖生活。
そこから完全に元通りになるまでの6〜7ヶ月、痛みと不自由さをかばいながら動くのを余儀なくされたことで、煽りを喰って過負荷になる筋肉があったらしいんですよね。
逆に、使わなくなったことでどんどん使えなくなってしまった筋肉もあった。
そんなことを半年もやっていたら、それが当たり前になってしまうじゃない?
そうやって体の使い方のバランスが崩れたまま癖になってしまい、頑張らざるを得なかった方の筋肉は限界超える過負荷が常になり、そこから慢性の痛みへとつながった…と、まぁそういうことのようなんです。
以来ここ10年、四六時中休むことなく痛みが続く"坐骨神経痛"と向き合っている…どんな治療をやっても痛みから解放されることが無い…
内臓系や心はバリバリに元気なんですけどね、痛みで仕事や生活に支障が出るというのは、これもうすでに健康ではなくなってますよね。。。
"体に常に痛みがある"というのは、もうそれだけでず〜っとネガティブなストレスがかかり続けている…これは明らかに人生の質が変わってしまうものなのです。
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でもね、私は治ると思っているの。
なぜなら、どうして慢性痛が起きてしまったのかがわかってるのだから。
動かなくなってしまった筋肉を少〜しずつトレーニングして筋力を上げ、動きをかばって過負荷になっていた筋肉の方はできるだけ負担を減らしてリラックスさせて、日常生活の動作がすべてバランスよく動けるようになっていけば、解消が見込めるはず。
10年という時間をかけてここまで慢性化した痛みが1ヶ月や2ヶ月で消えるわけはないと思うし、体の動かし方という生活習慣が変わるには時間がかかるけれど。
でもそこを矯正するしかない。
これからさらに歳を重ねていった未来で、ずっと痛みに支配されてしまうのはごめんだからねぇ。
ということで、はい、私は"私の体の復活"を信じています。