去年の夏、口コミで、とあるレストランの閉店を知りました。
その店は、横浜駅のちょっとマニアックな場所にあった「キッチンカリオカ」。
私が子供の頃からずっとそこにあって、そこに当たり前にあるのが風景になっていたくらいに昔からずっと営業していて、でもなぜだか一度も入ったことのなかった古き良き洋食店。
「閉店」という口コミを見たら、なんかもう矢も盾もたまらなくなって、翌日お店へ…
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お味の評判を見るまでもなく、間違いのないお料理でした。
The・日本の洋食！
濃厚なデミグラスソースも期待どおりだし、サラダのドレッシングはちゃんと手作りのていねいな味がするし、それ以前に、店の内装もテーブルクロスも何もかもがいい意味での昭和を受け継いでいてあったかくて。
こんなにも私好みのお店だったのに、これまでまったくご縁がなかったのが悔やまれる…
私が伺った3日後に、惜しまれながら、約60年の歴史に幕を下ろされました。
「閉店するってよ！」という口コミがなかったら、来ることはなかったかもしれない。
なぜって、このレストランはいつでも・いつまでも、そこにあると思っていたから。
いつだって行けるとタカを括っていたから。
最後の最後に行けてよかったです✨
こういう口コミも、時には大事よね… 
