「過去と他人は変えられない」
そんな言葉をきいた
ことはありませんか?
そのかわり、自分と未来は
変えられる、そういう話を
聞いたことがあります。
それをきいたとき
「うんうん、そうだよなぁ」
とうなずいていました。
でも、それから色々な
方向からみるようになると、
ちょっと違うことが
わかってきました。
たしかに、見方によっては
過去と他人は変えられない
と思います。
でも、見方によっては
変えられるのでは
ないでしょうか。
ここでは、他人を変える
ということを見ていこうと
思います。
(過去はまたこんど)
他人を変えようとすれば
するほど変わらない経験を
した人もいると思います。
「もっとこうしなさい」
「なんでこれをやらないんだ!」
こうしたことを話して、
他人を自分の思いどおりに
動かそうとするほどうまく
いかないことはありませんか?
ちょっとはうまくいっても、
あとあともっと悪い状況に
なったりもします。
ねたまれたり、
逆ギレされたり(笑)
逆ギレも笑えないぐらい
発展することもありますよね。
ケンカや殺人も
その1つのケースで
おこりえます。
それだけ相手に期待すると、
そのぶん失望がやってきます。
こう考えると、他人を
変えるのはムリだと
思うかもしれません。
では、どうやって他人を
変えるのでしょうか?
それは、自分が変わる
ことで、他人の在り方も
変わるということがあります。
これは、経験したことが
ある人なら、そのメカニズムが
分からなくても「あのときのか!」
と思いだす人もいるかもしれません。
たとえば、いじめられっこ
キレてふっきれて、逆に
いじめっこになったり。
人前でうまくはなせなくてバカに
されていた人が、うまく話せるように
なったら周りはちゃんときくように
なったり。
この「自分が変わったら
他人も変わった」という
体験は、いがいと多くの
人が経験していると思います。
中学生のとき、大人になったとき。
社会人になって大人との接し方も
変わったという人も多いのでは
ないでしょうか。
そんなあたりまえに見えることも、
別の角度から見れば、自分が
変われば他人が変わる、というより
変わってみえるともいえます。
カラオケでみれば
分かりやすいかも
しれません。
一人やたらテンションが高いと、
誰か一人はテンションが低い、
そんなことはありませんか?(笑)
その人がなぜテンションを
上げているのかによって違いますが、
その在り方によってテンションが
低い人が出てくることがあります。
それは「その人が」というより、
どんな人でもそうなりえます。
どれだけテンションが高い人でも、
もっとテンションが高い人がいれば、
その人はテンションが低くなると
思います。
もし全世界の人がテンション
高かったら怖いですよね。
かなりウザいですよね(笑)
なので、ポジティブ思考が強い
国では、うつの人も多いといいます。
まえは元気まんまんで知られていた
人も、うつになってまるっきり別人に
なるケースもあります。
こうした人の在り方が変わる原因の
1つは、その人の周りの人の在り方
が深く関係しています。
全部見ていくと膨大な量になるので、
部分的にみれば、ポジティブと
ネガティブが関係しています。
やたらポジティブな人の周りには
やたらネガティブな人、その逆も
あるということ、それで人は
バランスを取り合っているといえます。
やたら大声でテンションが高い人の
周りには落ち込みがち、病気がちな人、
やたらイライラして注意ばかりする人
の周りには、やたらオドオドしたり
ほんわか癒し系の人がいると思います。
自分はそのどこにいて、どうなりたいのか、
そうやって自分が変われば、相手も
変わらざるを得ないのが、他人を変える
ということを別の角度から見たときの
本質といえると思います。