不登校になって最初に知るべきことは

 

不登校のプロセスだと書きました。
 
これはイメージで言うと
落ちて落ちて落ちきってから
最後にふわっと浮かぶプロセス。
 
 
思ったよりももっと落ちていく感じがするけど
怖がらないでいられるように
知っていた方がいいと思うのです。
 
 
 
不登校初期というのは
おそらく学校に行く行かないで
まだ親子の葛藤の時期でしょう。
 
「行くって約束したのに」
「もうちょっとだけ頑張ってみよう」
「今日はお休みしてまた明日行こうか」
 
なんて様子を見たり
いろいろと試行錯誤を繰り返す時期。
 
 
 
これはまだ、第一段階。
 
ですから、
ここからまだまだ
子供は弱っていくように見えます。
 
 
 
不登校のよくある経過プロセスは
こんな感じになります↓
 
1.行き渋りがあって
2.完全引きこもりイライラ葛藤があって
3.親子バトルが落ち着いて家で過ごして
4.そろそろエネルギーが溜まってきて
5.ちょっとずつ今や未来の話をして
6.ちょっとずつ動き出す。
 
 
 
3か4ぐらいの段階までは
子供の状態としては
落ちて落ちて落ちていくように見えます。
 
 
 
親としては心配で見ていられないし
なんとかしてあげたいし
 
一方で逃げてばかりに見える我が子に
イライラしたりもします。
 
 
 
不登校に飛び込む時には
まず不登校プロセスを知るといい
と書いた理由はこれなんです。
 
状況が悪化していくように見える時、
イライラ・無気力・エネルギー不足に
我が子が見えている時、
 
それでももしかしたら
回復プロセスはすすんでるのかも。
 
 
 
もちろん
ほっといていいよってことではないですが
 
ただ心配しすぎないで
怖がらないで
経過を見守っていくことが必要かもってこと。
 
 
 
たくさんの不登校親子が経験してきた
このプロセス。
 
落ちて落ちて落ちた後に
ふわっと浮かぶ時がくる。
 
もしくは
使い切ったエネルギーを充電して
ある時ふっと再起動する。
 
そんな回復の過程になります。
 
 
 
我が子にもこれがちゃんと起きると
信じるのが難しくても大丈夫。
全く知らずに右往左往するのとは
不安感が違いますからね。
 
ゆっくり休んで動き出すという
子供たちに備わった生命力のプロセスを
感じられる時が来ますよ!