最近、無性に不安になります
自分の数カ月後を思うとです。
日本では、
新卒で企業に就職しない=一生正社員にはなれない。年収200万円以下の負け組に転落
という構図があるからですが、
これはあながち嘘ではないのです。
だから、大学生は必死に正社員を目指して就活という茶番を演じなければならないのです。
自分は就活中に就活が茶番だと気づいてしまったので、今、変な道に進もうとしているわけですが、やはり日本の現実を知れば知る程、怖くなってしまいますね。
でもですよ
10代の頃から感じていた、なーにかおかしいこの世の中
昼休み逃げるようにトイレに駆け込みイヤホンから流れる音楽に溺れようとした自分、
クラスの優等生だった女の子がコンビニで万引きしている姿を目撃してしまったあの時、
親友が首を吊ってしまって、でも成人式では誰もあいつの事を言う人はいなかった時の哀しさ
昔は湧いてくるのは全て怒りでしたが、
今は半分は怒りと無力感
こういった(自分が経験したより酷い)事が毎日学校で起きているのを仕方がないの一言、自分には関係ないと思うことで済ませられるのか
とか、本気で思っちゃうんですよねぇ
日本の教育(小学校から高校)は明治時代から根本的には変わっていないそうです。
当時は先進国に追いつくことが目標だったので、外国から輸入した知識をひたすらに覚え、模範解答を書ける人間を大量に生み出す事が国力を伸ばすうえで一番効率的でした。
戦後も、外国に追いつくという構図は変わらなかったので、明治からのやり方は継承され、それが今に続いています。
しかし、時代は変わり世界では子供に考えさせる、集団で生きていく力ではなく、個人の力で生きていく力を育てる教育が主流です
今の日本の教育は、今までの古いやり方を変えようとせず、新たな物を受け入れようとしない所を見ていると一種の鎖国状態ではないかと思います。
そこで、日本人の心とか愛国心とかが議論の中心になるのはまるで幕末の時期の「攘夷!」「異人は斬り捨てろ!」と言ってるような物と同じ様な物を感じるのです。
経済と同様に教育も外を向かなければいけない
むしろ、経済活動を行う人という資源がペラペラでやっていけるはずがない
それを変えられるのは、文部科学省では無く、僕らみたいな若い世代だと信じていきたいです。
最後に自分に「評論家になるな、実践家になれ」という言葉を自戒を込めて
締めたいと思います。
では。