2つのここ最近① | 世界一元気な白血病の健常者★の戯言

世界一元気な白血病の健常者★の戯言

日常の喜怒哀楽を徒然なるままに、のんびりと書いていきます~

11/15(日)、先日このブログにも少し書きました、彼女が他界しました。
僕と一回りも年が違うのに非常に素晴らしい子で、どちらが年上か分からないくらい。
短大在学中に自らNGOを立ち上げ、中東地域の恵まれないお子さん達に教育する場を、女性には差別の撤廃をという、多方面に活躍している子でした。
入院中に短大から4年生大学への編入試験も合格するような、とにかくパワフルな子でした。
患者会の時は大抵予定を立てるのは僕、そうすると彼女がLINEで何店舗か候補を送ってくれる『秘書』のような存在。
いつも突拍子も無いことを言う僕を、影で支えてくれる存在でした。
知り合ってからは1年半くらいだけど、実際に付き合っていたのは、たった半年…
その内4カ月は彼女の意識がなかった…
一度、5月に連絡が付かなくなって、その時にもう絶対に不通にならないように、付き合う事にした。
二人とも血液疾患で不安は僕にも、向こうにも沢山あったけど、その時その時で乗り越えようって話で、付き合う事にした。
しかし、付き合い始めて3週間くらいで入院、そのまま帰って来なかった。
最初は病状も悪くなく、毎日仕事後に10階のロビーで待ち合わせて会ったり、車イスで院内散歩したりしてた。
段々LINEも返って来なくなり、意識も無くなっていった。6/22以降、完璧に既読にもならなくなってしまった。
家族以外の面会がダメになり、彼女のお父さんに話をして、毎週病状の連絡をいただける事になった。
本当にありがたい限りです。いきなり現れて彼氏ですなんて名乗られて、本当なら気分を害する所を誠実に対応して下さいました。
11/15夜仕事が終わって帰宅し、うたた寝をしているとお父さんから電話が。
あぁ、その時なんだなと思いました。
毎日既読にもならないLINEを、3回送るという日課だけだったのが、ぽっかり穴が空いた感じ。
何すれば良いのか、何をしたいのかも分からない感じ。何を食べたいとも思わず。
本当にツラいってのはこう言う事なんだって、35年の人生で初めて気付いた。
金曜土曜と通夜、告別式に参列させていただき、ちゃんとお別れをして、少しすっきりしました。
今生きる意味は見つからないけど、もう少し頑張って生きてみようと思う。
ありがとう。