■あらすじ
- 第0章 - 第1章
- 1985年2月、愛人であった秋山丈博の家に侵入した野々宮希和子は、眠っていた赤ちゃん恵理菜を見て衝動的に誘拐する。希和子は赤ちゃんを薫と名づけ、親友の家や立ち退きを迫られている女の家へと逃亡。しかしやがて、警察が追いかけていることを知ると、公園で天然水や自然食を販売していた謎の団体・エンジェルホームに身を隠すことを決意。所持金をすべて手放し入所する。
- 第2章
- 希和子が逮捕されて17年後の2005年。秋山恵理菜は大学生になり、過去の出来事を忘れようとしていた。彼女がアルバイトをしているところに、かつてエンジェルホームにいた千草と名乗る女が現れる。入所していた人間を取材していた彼女は恵理菜からも事件のことを聞き出そうとする。一方、恵理菜は妻子持ちの岸田と付き合う中で希和子と同じ道をたどろうとしていることに恐怖を覚える。そして、恵理菜にある異変が起きる。
■感想
TVで映画の宣伝を見てから、どんな作品なんだろう??と気になっていました( ・(ェ)・)
職場の方が貸してくれて何冊かの中に入っていて、早速読みましたーー![]()
これは。。女性しか共感できないような内容な気もしますが。。私はこれは列記とした母子愛の小説だと思いました。
家族って、血がつながってるっていうのは憎んでも憎みきれなくて、心のどこかでいつも許して愛しているような、そんな感覚があると私は思っていて、そんな切ない感情を、恵理菜は希和子に対して、本当の母に対するみたいな愛情がどうしてもあふれてるんじゃないかな。
子供って望んだからといって絶対に与えられるものではないので。。
私はいつか子供を産みたいと願っているけれど、それが叶うかどうかは誰にもわからない。だけど、子供ってどんな子供も、存在が生きている事が、本当に希望だと思う。
だから子供はおっきくなって、たくさん幸せになる権利があると思う。私たちが子供の頃、親がたくさんくれた愛情があったからこそ、今幸せを感じられて感謝できるように。
だけど、子供は誰にでも与えられるものではなくて、、
それに子供を授かれない大人がいるように、、親がいない子供たちもいる。
自然な形で出産ができなくても、里親だったり、養子だったり、家族を増やすことはできるし、何より、愛を与えあえることはきっと可能なんだと思う。
妊娠できなくても、出産できなくても・・
決して簡単な事じゃないけど、血のつながりだけが家族の愛ではないんじゃないかな?
そう信じています。 そんなこと考えさせられる小説でした★

