「死んでしまうかもしれない」と思うほどのエアーポケットの恐怖体験だったのに、パニック障害にはならなかったのです。なぜなんでしょう
まず、孤独ではなかったこと。上司と同僚と3名での出張だったことは一つ大きな理由だと思います。それに、上司は多分真っ青だった私と同僚を和ませるために「ワインが宙に浮いた」と笑っていましたから
もう一つは、乗務員の冷静な行動は不安な私たち乗客の心を落ち着かせました。訓練されてはいるんでしょうけど、あんな機内食がぐちゃぐちゃに散らばった床もテキパキと歩き、乗客の安全を確認し、降りる時には笑顔で「Fly with us, again」と平然と言ってのけ、汚れた洋服のクリーニング代請求先をみんなに手渡していました。
もしこの2点が、そうでなかったらと考えると今でもゾッとする体験です。
でも、正直、その後何年かは飛行機に乗るのは緊張しました。その時のリラックス方法について次回書いてみたいと思います。
薬に頼らずパニック障害を克服しよう。あなたにもできる