LIFEnergie代表 影浦幸子のブログへようこそ
足裏から全身の筋バランス、姿勢、
パフォーマンス、マインドを整える専門家
理学療法士
インソールのご依頼をいただくお客様から
よく聞かれる質問にお答えしたいと思います
Q.どんな靴を選んだらいいですか?
【正しい靴の選び方】
1.靴を試着する前に確認すること
・踵部分がしっかりしているか?
(靴の踵部分を左右から親指と人差し指でつまみ、押してみましょう。)
・左右へ捻れやすくないか?
(靴の前後を持ち、捻ってみましょう。)
(靴底の前から1/3の位置でたわむのが良い位置です。)
・ストラップや紐で、足の甲全体を調整し支えることができるか?
・通常の場合、靴底は一体型で、平らな方がいい。
(踵部分の手前に溝がない一体型の靴底で、
つま先が反り上がっていない靴底のほうが、
足底筋に負担がなく良いです。
踵が丸くカットされている靴底も避けましょう。)
2.試着準備
1.の条件をクリアした靴の中から
インソールを取り出して、
インソールの上に足を乗せ、立ちます。
かかとの位置を合わせて確認します。
・爪先に適度な余裕(5-10mm、「捨て寸」)があるか?
・横幅は合っているか?
インソールからほんの少し、左右に足がはみ出す程度が良いようです。
(指一本分も はみ出ていたり、
左右に隙間が見えているのは、合っていない可能性が高いです。)
3.靴の試着
履いた靴の上から触ってみます。
・ぶかぶかと余っていないか?
靴の中の空間が大きすぎると
足が中で滑って、動いてしまいます。
・つま先は上下に動く余裕があるか?
・つま先の位置(捨て寸)は余裕がありすぎないか?
・踏み返し部分:足と靴の位置は合っているか?
4.試し歩き
ここでやっと歩きます
・踵がホールドされているか?
(すぽすぽ脱げそうなのは、靴の踵幅が広過ぎます)
(お子さんの場合は、椅子や壁に捕まってもらい、背伸びをしてもらうと
踵が脱げそうになるかどうか確認しやすいです。)
・足全体に馴染んでいるか?
・歩きやすいか?
・立っていて安定するか?
・当たって痛いところはないか?
ここまでの過程でピンと来なければ
別の靴を手に取り、
手順1.からチェックしていきます
靴選びは根気も必要で大変ですが
極力合う靴を選んでいただく。
その上でインソールで作製するのがお勧めです